2011年3月31日木曜日

3月31日『組織』

 組織は、必ずしも、同質でなければならないということはありません。むしろ、異質の集団で良いと思います。

 同質の人ばかりだと、かえって組織は悪くなるものです。危険なことでもあります。意外と異質の集団のほうが壊れにくいものです。

 会社の中で思うようにならない社員がいて成り立っているからこそ、組織は強くなります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 この考え方は普通、逆に考える人のほうが多いのではと思います。異質な人は村八分にされる。排除される。しかし、異質な人もいるけど組織を成り立たせようと考えるから、壊れにくくなるのですね。みんなで助けあっていこう、と。私にとってこれは気付かされた一話でした。

2011年3月30日水曜日

3月30日『力を出しきる』

 資格や能力だけに安住し、力を出し惜しみしている人は、いい人生を送っていません。

 たぶん達成感がなく、自分の人生に満足感が得られないからだと思います。

 一方、資格や能力がなくても、自分の力を出しきっている人は、日々、満足感を味わいイキイキしています。

 いい人生を送るコツは、持てる自分の力を出し惜しみしないことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 自分の持っている能力は出し易いですが、それ意外の『力』もがんばってださないと、後悔しない人生を送れないのですよね。これからも、自分のあまり得意とするところだけではない事も、チャンレジしていこうと思います。

2011年3月29日火曜日

3月29日『ゴミの処理』

 住民の捨てたゴミはいったんどかしてから、掃いて、きれいに整理をします。

 だらしないゴミは余裕のある袋に詰め替えて、回収者の作業員が持って行きやすいようにしておきます。

 もちろん、瓶、缶、ペットボトル、新聞、雑誌、段ボール等資源になりそうなものは回収したあとすべて選別します。

 普通の日で車二台分、多い日は六~七台分集まることもあります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私のところは、ゴミステーション当番のおじさんがいます。大概、そのおじさんが整理、掃除しています。そしてみなゴミを選別しなくても良いように置いていきます。カラスも多いため、多分、以前より町の清潔さやゴミの分別など、みんなの関心が高くなっているのだと思います。

2011年3月28日月曜日

3月28日『会社経営の意味』

 世間に迷惑をかけなければ成り立っていかないような会社であれば、その会社は存在すべきではありません。

 また、世間から顰蹙(ひんしゅく)を買うような会社だとするならば、会社経営をしている意味がありません。

 できれば、世間から喜ばれ、社員が誇りを持てるような会社にしたい。

 会社経営に対する私の一貫した姿勢です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 会社というのは、社長や幹部だけものではないのですよね。会社も人格を持ち、地域社会に貢献していくことが真の姿なのですから、会社という組織を形成している人間は、真面目で誠意がある人間集団でなければならないと思います。

2011年3月27日日曜日

3月27日『本物人間』

 その人が「本物人間」であるかどうかを見分ける判断基準として、二つあると私は思います。

 一つは、その人の言っていることとやっていることがどれだけ一致しているかです。あと一つは、自分自身の利益に直接結びつかないことに対して、どれだけ無心にうちこんでいるかどうかです。

 いずれも重要な判断基準だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私も含めて大概の人は、言っていることとやっていることが違う、とは思っていないのでしょう。でもそうじゃない人が多い。ではどうすればよいか。自分を客観的にみて、素直であれば良いのではないかと思いました。また、自分自身の利益に直接結びつかないことをする、というのもなかなかいないのではないでしょうか。一見そうみえても、いずれは自分に返ってくるから、などと下心があったりします。本物人間、目指したいと思います。

2011年3月26日土曜日

3月26日『微差僅差の追求』

 絶対差を追求するためには、何よりも過程を大事にすることです。

 過程の中でも、微差僅差の追求がもっとも重要なことです。

 いままでは大きなこと、多いこと、特別なことが注目を浴びてきました。

 これからの時代はそういうわけにはいきません。わずかな差や小さな事の中に含まれている価値が、評価される時代です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 小さな行動、見えない努力は、実は見ている人はいますし、だんだん実力になるんだと思います。また、ちょっとした違いが、将来大きな差になって現れるんだと思います。あらためて「気づき」を大切にしようと思いました。

2011年3月25日金曜日

3月25日『掃除で残業なし』

 掃除をするようになって、定時退社できるようになったという会社があります。岐阜県にある中山理研という会社です。

 掃除をする前までは、毎晩十時十一時まで残業せざる得ない状況でした。

 ところが、掃除をするようになってから、仕事の能率が上がり、定時に退社できるようになりました。不良率も激減しました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私は自宅で仕事をしようとしたとき、部屋の本棚がホコリをかぶっていたり、机の周りが整理整頓されていないと落ち着かず、掃除がはじまり、ほとんど仕事になりません。そういう意味でもキレイにしてある会社環境は、能率があがるのは実感しています。あとは家庭をもってから、早く帰宅しなければと思うようになりました。

2011年3月24日木曜日

3月24日『心のムダ遣い』

 生きていくうえで、さまざまなムダ遣いがたくさんあります。
 時間、お金、物のムダ遣い。

 それよりも、もっと大きなムダ遣いが心のムダ遣いです。
 たとえば、よからぬことばかりを考えたり、安易なことばかりを考える。
 心のムダ遣いの最もたるものです。

 心のムダ遣いが人間の品性を落とし、人相を悪くします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 「心のムダ遣い」なんてことは考えてもみたこともありませんでした。思えば、「心のムダ遣い」ばかりしてきたような気がします。独身時代と今の生活をくらべれば、時間、お金、物のムダ遣いも否定できませんが。(笑)

 でも今はこんなご時世。時間、お金、物もそうですが、「心のムダ遣い」なんかしてる場合ではないと思います。自分に厳しく生きいようと思っています。

2011年3月23日水曜日

3月23日『弱者や高齢者に優しく』

 弱者や高齢者を排除すれば、日本はよくなるか。決してよくはなりません。

 同様に、三人いる子どものうち一人、重度障害者が生まれた。その子供が早く死んでしまえば家族が幸せになれるか。決して幸せにはなれません。

 本当の幸せは、弱者や高齢者を受け入れ、励まし、助け合い、守りぬいていったとき、初めて実感できるものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私はこのように考えたことはありませんでした。苦労ばかりすると想像します。ボランティアも、最後には相手だけではなく自分自身も幸せを実感するから、行動できるのでしょうか。私にも将来、そのような状況が訪れると思います。その時には幸せを実感できるよう、努力したいと思いました。

2011年3月22日火曜日

3月22日『社員への思い』

 縁あって私と仕事を共にしてくれる社員を、どうすれば幸せにすることができるか。創業以来、そのことばかりを思い続けてまいりました。

 他の会社のほうが給料がよいかもしれない。労働条件もよいかもしれない。

 にもかかわらず、私のところで仕事をしていてくれる。この社員を何とかして幸せにしたい。この思いは、いまでも変わらない私の信念です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 社員は、こんな私でも雇って貰っている。「会社のため=社会のため」に私に出来ることはやろう!と思い、行動すればいいのだと思います。どうしても労働条件が良いところだけではないと思いますが、最低限、仕事の時間や対価に合った給料がもらえるだけ、感謝できればといいと思います。

2011年3月21日月曜日

3月21日『世の中を変えるには』

 この日本をよくするのは、財務大臣でもなければ、総理大臣でもありません。国民一人ひとりの、ほんのちょっとした生き方にかかっています。

 不景気も、外国から一方的に持ち込まれたわけではありません。みんな、私たちの毎日の行動が、こういう世の中を作り出したのです。世の中を変えるためには、一人ひとりの行動を変える以外に方法がありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 この災害で、なんだか日本が大きく変わるような気がしています。諸外国からはこんな時でも礼儀がいいとか我慢強いなど、高い評価ももらっており、日本人として誇れると思っていますが、私がもっと感じたことは、非常に結束力が強いんだと思いました。明確にリーダーがいなくても、一人ひとりが行動を起こしているのは感動しています。

2011年3月20日日曜日

3月20日『売り上げ減をバネに』

 景気が悪く、売上が三割減ったという理由で、倒産した会社があります。

 一方では、売上が四割減ったために会社の結束力が高まり、社内の雰囲気が良くなった、という会社もあります。

 この差は、売上が減ったことを「大変だ」と捉えてパニックになるか、「これを機会に会社の体質そのものをよくしていこう」と捉えるかの違いではないかと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 本当に何でも考え方しだいで、プラスの方向になるのですね。以前より、もっと良くなっていく。この東日本大地震での被災地が、これから以前にも増して復興することと思います。

2011年3月19日土曜日

3月19日『掃除を始めるコツ』

 掃除を始めるコツは、まず道具をキチンと揃えることです。道具にはキチンとした吊りヒモをつけます。次に道具の置き場所を決定することが大切になります。普通、掃除道具は目に入らいないところに隠して置いてある会社が多いのですが、当社は、誰からも見える場所に置いてあります。

 そうすると、掃除をする社風が定着しやすくなります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 玄関に、掃除道具が見えるようにぶら下げてあり、アパートは階段のところに見えるように置いてあります。そして部屋にも小さな掃除機も置いてあり、気づいたらすぐ、短時間で、掃除ができるようにしています。たしかに掃除がしやすいです。

2011年3月18日金曜日

3月18日『成果を挙げるためには』

 世の中には、何をやっても成果を挙げる人とそうでない人がいるものです。

 はっきりしていることは、成果を挙げる人にはムダがなく、そうでない人にはムダが多いことです。

 ムダをなくすためには、気づく人になることです。できるだけ少し前に知ることによって、やること為すことムダがなくなります。ムダがなくなると、自然に成果が挙がるようになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私もムダが多いほうだと思っています。なので、気づいたすぐやる癖をつけること、また、ゴミを拾い、掃除をしようと心がけています。あとは、予測することもですね。

※今日で東北関東大震災から一週間立ちました。まだまだ復旧のめどが経たない被災地もあり、行方不明の方々がいます。私の親戚も2人、行方不明です。日々、ネットでその親戚の名前を探す毎日です。逆に見つかった友人もいます。みなさん、がんばって乗り切りましょう!

2011年3月17日木曜日

3月17日『状況に合わせた掃除』

 その日の状況に合わせた掃除ができるようになったとき、初めて進歩したことになります。

 たとえば、風のない日は、ちり取りは、四人に一つが理想です。反対に、風の強い日はちり取りを使う回数も多くなりますので、一人に一つが基本です。

 風のある日も風のない日も、同じ数のちり取りを使い、同じ方法で掃除をしているようでは工夫が足りません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 風の強い日はゴミや落ち葉をかき集めるたびに、ゴミ袋にいれていました。掃除だけではなく、どんなことも状況に合わせ、色々な工夫を凝らすことが大切なのですね。

2011年3月16日水曜日

3月16日『飛躍の前の心構え』

 人や会社が飛躍するためには、力を蓄える時期がどうしても必要です。

 ところが、この力を蓄える時期は、自分自身落ち込んでいるように思えたり、傍目(はため)には停滞しているように見えるものです。

 この停滞している時期を、「こんなことをしていても何もならない」というような心構えで過ごす人は、もうそれでおしまいです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私はちょうど、去年~今年が力を蓄える時期と考えています。勉強したり、いろいろ準備をしようと考えています。たしかに目立った動きではありませんね。

2011年3月15日火曜日

3月15日『益はなくとも……』

ほとんどの人の価値基準が、得をするか、儲かるか、つまり「益がなければ意味が無い」という考え方です。

 はっきり言うと、この考え方こそが、いまの日本を駄目にしてきたもっとも大きな要因だと思います。

 今こそ、『晏子(あんし)』の至言、

 「益はなくとも、意味はある」

 という言葉に耳を傾ける時ではないでしょうか。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 これこそ今、東日本大震災に遭い、この考え方がすごく必要だと思います。自分のことだけ考えず、被災地の方々のことを考え、行動することが、今後の日本に意味のある行動へと繋がるのではないのでしょうか。

2011年3月14日月曜日

3月14日『本当の大人』

 「わがまま」の中には、許せる「わがまま」と許せない「わがまま」があります。許せる「わがまま」は「自分のわがまま」、許せない「わがまま」は「人のわがまま」です。

 「自分のわがまま」が自分で許せなくなったら、本当の大人です。

 「自分のわがまま」が平気で許せるけれども「人のわがまま」は許せない、としたらまだ子供です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 このような大人になるのは、そう容易くはないですね。でも「人間力を向上」する、というのはこういうことなのでしょうね。意識していきたいと思います。

※私は幸運にもベッドで寝られることに感謝します。そして今日から(月曜日ですし、)自転車で出勤しますが、多分盛岡は、バスやローカル線はまだ運休ではないかと思われます。遠くから出勤の方々、大変とは思いますが、がんばって欲しいと思います。

2011年3月13日日曜日

3月13日『「清潔」について』

 「清潔」というのは、「整理」「整頓」「清掃」がきちんとできた状態を維持していくことです。

 もともと、清掃は、きれなところをきれいにすることです。今日掃除をしたから、次は汚れてから清掃しようという考えではなく、毎日掃除する。

 そのうえで、乱雑にならず、汚れないような仕組みを作ることです。さらに、後始末をきちんとすることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 「きれなところをきれいにする」という考えはありませんでした。掃除しても一日ですぐホコリが出てくるので、結局、毎日掃除したいと思っていました。でも「清潔」の基本をはじめて知ったような気がします。

3月12日『目的と姿勢の一致』

 国政の場で、問題が解決されず先送りされる原因の一つは、議論の目的と議論をする人の姿勢が一致していないからだと思います。

 たとえば、発展途上国の貧国や環境問題を討議するのに、きらびやかな立派な会議室を使用する。高級な衣類や装身具を身につけて出席する。尊大な態度でふんぞり返っている。居眠りをする。いずれも論外です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今は政治家も少しずつ変わってきているのではと思いますが、党が変わっても、まだ献金問題などありますね。やはり「損、得」ではなく「正、偽」かというものさしが必要と思います。

 ※地震で停電だったため、一日遅れの投稿です。また、被災地の一日も早い復旧を、心よりお祈りします。私のところも、まだ油断を許しませんが…。

2011年3月11日金曜日

3月11日『一泊五日の出張』

 高速道路もない時代、鹿児島から青森まで仕事で駆け回っておりました。

 五日間の出張で、宿に一泊もしないときがよくありました。そんなとき、車で仮眠するか野宿しながらの営業でした。

 一年に約八万キロメートル、地球を二周するくらいの距離を車で飛び回っておりました。身体が人並外れて丈夫だからこそできたことです。

 とくにかくよく働きました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 あまり寝ないでがんばる時期って、誰でもあるのでしょうか。私はあまり記憶にありません。辛いことは忘れるようにしてきました。でも今は、忘れることができない経験をしてきたので、体を壊さない程度にがんばれると思っています。

2011年3月10日木曜日

3月10日『自分の道を歩く』

 たとえ、どんなに狭く細い道であっても、自分自身の努力と工夫で切り開いていく生き方が大切です。

 切り開いていくのは、大きな忍耐とエネルギーを要することですが、くれぐれも、へこたれず諦めないことです。

 自分の信じる道を歩き続けますと、共感し集まってくる人が必ず出てくるようになります。共感者が現れると自信が湧いてきます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 へこたれそうになったら、たまには息抜きをしながら自分を信じ、続けていれば、共感者が現れ、助言をしてしてくれたり励ましたりしてくれるのでしょうか。そうやって、自分の道を切り開いていくのでしょうね。

2011年3月9日水曜日

3月9日『分福』

 幸田露伴の教えに、「分福」というのがありませす。

 つまり、自分に与えられた福を他人にも分けてあげなさい、独り占めしてはいけません、という意味です。

 分けるというのは、自分もほしい物を分けることです。自分に必要のない余ったものを分けたのでは、福を分けたことにはなりません。

 分けるのは物に限りません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 正直、あまりこういう考えはしたことがありませんでした。余分なものをあげていました。自分もほしい物をあげるよう、意識してみたいと思います。

2011年3月8日火曜日

3月8日『苦労した顔』

 苦労したことをそのまま顔に出す。誰にでもできることです。反対に、苦労したことのない人が、いつも明朗な顔でいる。これもそんなに難しいことではありません。

 しかし、散々苦労したにもかかわらず、まったく苦労の痕が感じられない顔で人に接するのは、なかなかできないことです。できれば苦労の痕を悟られずに人と接する。大事なことだと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 はやりなかなか、苦労したことを顔に出さない、というのは難しいことだと思います。でもそれでは駄目なのですね。これからは顔に出さないよう、努力したいと思います。

2011年3月7日月曜日

3月7日『幼児性』

 人間はいくつになっても、誰にでも幼児性が残っているものです。

 この幼児性は、年齢に関係ありません。

 特に、幼児性が顕著に表れるのは「甘え」です。そして、「背伸び」「わがまま」「うぬぼれ」等です。

 こういう幼児性は、単なる自己顕示欲の現れであって、自己中心的生き方にすぎません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 幼児性が表れるは困ったものですね。受け入れてやるべきか、厳しくすべきか、しっかり判断しなければならないと思います。

2011年3月6日日曜日

3月6日『おかげさまで』

 人間、何が辛いと言って、人に無視されたり、屈辱的な目に遭わされるほど辛いことはありません。

 私もずいぶん長い間、辛い思いをしてまいりました。しかし今となっては、そういう辛い思いをしたからこそ掃除を続けることができた、と実感しております。あの辛い思いをするくらいなら、掃除を続けることなんか何でもなかったんです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 人間、買ってでも辛い思いをしろ、というのはこういうことなのでしょうね。それを思い出せば、何事も継続することが出来、結果、「力」となるわけですね。

2011年3月5日土曜日

3月5日『「愚痴」と「未練」』

 「愚痴」と「未練」で人生をよくした人は一人もおりません。

 私も今まで、会社が危機に瀕したことや、とんでもない負債を背負わされて、その重圧に耐えかねて生死の境をさまよったことがありました。

 そんなとき、いつまでも「愚痴」と「未練」の世界に閉じこもらなかったのが、こんにち生き残ってこれた大きな理由だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 実は以前、私も会社のせいで「うつ」になり、辞めたことがありました。訴えようとも思ったのですが恨むのはやめ、前向きに歩くことにしました。今は心が簡単には折れない方法に出会い、そしてワクワクして生きる道を見つけました。

2011年3月4日金曜日

3月4日『無関心は愛の反対』

 マザー・テレサは「無関心は愛の反対」と言っております。また、ヘレン・ケラーは「人間の病気はどんな病気でも科学の力で治すことができるけれど、無関心という恐ろしい病気を治す薬はない」と言っております。

 無関心は鈍感ということです。鈍感な人は救いようがありません。感受性を豊かにし、あらゆることに関心を示していくことが、人生を豊にします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 仕事に没頭するあまり、音楽を聴かなくり、掃除はほとんどやらなくなったことがありました。後から、あの頃は心が荒んでいたんだと思いました。今はまた音楽を聴きながら掃除をする時間ができ、家庭に幸せを感じています。

2011年3月3日木曜日

3月3日『プラス思考』

 ないものを数えるよりも、いまあるものを一つでも多く数えることです。

 できない理由を考えるよりも、いま自分にできることを一つでも多く考えることです。

 換言すると「こうだったからこうなった」と考えるのではなく「こうだったのにこうなれた」とか「こうだったからこそこうなれた」というように受け止める生き方が、プラス思考だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 プラス思考というのを知ったのは、社会人になってからでした。そのときは「迷ったらGo!」と教わりました。同じプラス思考でも色々あるものですね。またプラス思考を意識したいと思います。

2011年3月2日水曜日

3月2日『丈夫な伸び方』

 鉢巻き締めてこぶしを振り上げ、競争相手をなぎ倒していかなければ、会社や社員は伸びないか。必ずしもそういうものではありません。

 直接、利益に結びつかなくても、人のやりたがらないことや見過ごしていることをおろそかにしないだけで、会社や社員はけっこう伸びるものです。

 そういう伸び方こそ、丈夫な伸び方だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 自分に厳しく冷静で、かつ、利益だけを追わないという姿勢が、じわじわと伸び、安定した経営になるのでしょうね。私もそういう意識で、人生を歩みたいと思っています。

2011年3月1日火曜日

3月1日『破綻の回避策』

 政治家は、何かというと財政破綻、金融破綻を口にし、他人事のように空論を展開しております。

 よく考えてみますと、これらの破綻は、政治家の「無責任」という精神の破綻から生じたものにほかなりません。

 これらの破綻を修復するには、政治家が政治家としての責任を果たすという精神の再生こそ、優先されるべきだと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 やはり社会は、一人一人の考え方で成り立っているのだと感じました。一人一人がゴミを拾う、責任をもつ、という精神が、日本をつくりあげるのですね。