2010年12月31日金曜日

12月31日『悔いのない人生』

 私の人生に、華々しい実績は何一つありません。

 私が心がけてきたことは、たとえその歩みは遅くても時間がかかっても、間違いなく良くなるという道を歩いてきたことだけです。

 おかげさまで、今現在、ああしておけばよかったとか、こうしておけばよかった、というような後悔の念は一切ありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 後悔の念、大いにあります。(笑) だから今後、後悔しない人生、幸せと思える人生を送るためにも、このように毎日、鍵山先生の考えをちょっとでもかじることにしています。

2010年12月30日木曜日

12月30日『努力に勝る能力なし』

 今日まで、ずいぶん遠回りをして生きてきたように思います。だからといって、費やした努力がムダなことだったとは思っていません。

 いま考えると、それなりに意義深いことばかりでした。

 人生、ムダなことは何一つないものです。ただ、人生をムダにしている人がたくさんいるというだけのことではないでしょうか。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 人生をムダにしている人がいるのは残念ですが、目標に向かって真面目に生きていれば、遠回りでもムダということはないのですよね。そのようなプロセスが必要だった、ということなのだと私も思います。

2010年12月29日水曜日

12月29日『冥利に尽きる』

 神様は努力しない人に、手を差し伸べることはありません。

 一所懸命、額に汗して人生に取り組んでいる人にだけ、手を差し伸べるものです。

 大切なことは、知らず知らずのうちに神様の加護や支援が得られるような生き方を心がけることです。

 「冥利に尽きる」とは、そういう世界のことをいいます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 冥利に尽きるの本当の意味を改めて知った思いです。辞書で調べても、「冥利」は神仏の加護によって受ける利益とあります。やはりこのような生き方をしたいものです。

2010年12月28日火曜日

12月28日『不利を受け入れる』

 自分にとって不利なことを全部拒否していたら、人間はいつまでも成長できません。自分にとって不利なことをどれだけ受け入れられるか。その度合いが人生を左右します。

 だとえ、不利なことでもいったんは全部受け入れることです。そのうえで、よくしてくための努力を積み重ねることです。

 この姿勢は、私の絶対の信念です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 この姿勢、見習いたいと思っていることの大きな一つです。いつも得意なことばかりをしていると、周りからも批判を買うということも知りました。なので、不得意なこともわざわざ取り入れていくことで、周囲からも認められ、人間力が大きくなるポイントなのだと思いました。

2010年12月27日月曜日

12月27日『競争について』

 私は競争することが大嫌いです。
 ましてやその競争を、人に押しつけるのはもっと嫌いなことです。

 社外での競争にさらさえることは仕方ないとしても、社内での競争はできるだけ避けなければならないことだと思っています。たとえ、社外は競争社会であっても、社内は共生でなければならないと思います。その方が、会社とし力は強くなるものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 競争も善し悪しなのですね。競争が必ずしも良い方向にいくとも限らず、社内の雰囲気が悪くなることも多々あると思います。みんなが闘争心をもつとも限りませんし。

2010年12月26日日曜日

12月26日『情報社会』

 現代は情報社会といわれています。

 情報を入手するために、あらゆるセミナーや講演会に出かける経営者が多くいます。

 ところが、せっかく入手した情報に振り回されているのが実態ではないでしょうか。情報は追いかけなくても勝手に入ってくるのが現代です。大切なのは、得た情報をどうやって活かすかということだと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 本当に情報が勝手に入ってくるようになったと思います。セミナーで得たことでも、勝手に入ってきた情報でも振り分けて整理し、それを活かさなければもったいないと思います。

2010年12月25日土曜日

12月25日『社員の人間的成長』

 会社である以上、売上と利益を伸ばすことは大切です。

 しかし、それ以上に社員の人間的成長は避けて通れない大事なことです。売上や利益はやり方で伸ばすこともできますが、人間の成長には相当な忍耐力を必要とします。

 たとえ、売上や利益が上がらなくても、社員の人間的成長に費やす努力を優先するべきだと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 人間的成長がなくて、売上だけ上がっていたら、会社は続かないのだと思います。それに、ねじ曲がった人間集団になってしまうでしょう。そしたら日本がダメになってしまうのでしょう。今の時代、本当に人間力が必要なのだと思いました。

2010年12月24日金曜日

12月24日『拾い上げる』

 私は人が見過ごしたり、見逃したり、見捨てたりしたものを徹底して拾い上げ、大事にしてきました。

 個人では、履き物をそろえる。朝起きたら布団をたたむ。食事が終わったら使った器を台所へ運んでおく。

 会社では、トイレをぴかぴかにしておく。徹底して社屋をきれいにする。車を毎日洗う。隣近所の道路まで掃除をする。このようなことです。

 
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 なかなかこれらすべてを真似ることは困難ですが、できることは真似たいと思っています。でも、こういう心が、人間、大切なんですよね。

2010年12月23日木曜日

12月23日『絶対差の世界』

 相対差に対して絶対差があります。絶対差は、別名プロセス主義。つまり、過程を大事にする生き方です。

 勝つとか負けるという世界ではありません。争わない世界のことです。人間なら人格、会社でいえば社風みたいなものです。数字には表れない、比較のしようのない世界のことです。

 私は、この絶対差の世界を大切にしてまいりました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 絶対差、初めて知りました。でも過程を大切にしていくことがいいのですね。そうすれば、ベストな結果がでなかったとしても、悪い結果にはならないですし、悔いはない生き方ができるのだと思います。

2010年12月22日水曜日

12月22日『苦しみを小さくする法』

 人間は誰しも、何かしら悩みや問題を抱えて生きているものです。

 悩みや問題に直面したとき、かつての日本人は人に親切にしたり、励ましたりすることによって自分の辛さや苦しみを和らげ軽くする知恵を身につけていたように思います。

 ところが、最近の日本人は反対のことをするから、ますます苦しみを大きくしているのではないでしょうか。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 辛いことや苦しいことがあったとき、なかなか人に親切にしたり、励ましたりする余裕がないのが、ほとんどだと思います。でも、人の辛いことや苦しいことがわかるようになったはずですから、親切にしたり励ましたりできるはずなのですよね。ちょっと時間がかかるのかもしれませんが…。

2010年12月21日火曜日

12月21日『会社の使命』

 経済性の追求だけが会社の使命ではありません。経済性の追求ばかりに走るあまり、社会や国家に害をもたらしている会社も少なくありません。

 会社は経済性と同時に、社会性、人間性を備える事が重要です。

 社会性、人間性重視すれば、多少、経済性が落ちてもやむを得ないことです。大切なのは、この三つが無理なく調和をすることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 このようや会社、このように考える社長に出会いたかったですね。でも自分がそういう人間になれば、かならずそのような人と出会うと思っています。

2010年12月20日月曜日

12月20日『理想の社員』

 平気で人を傷つけるような社員や、傲慢な社員にはなってほしくありません。

 会社でも家庭でも信頼され、そこにいるだけで雰囲気が和むというような社員が理想です。

 つまり、社員には、能力よりも思いやりの心を磨いてほしいのです。

 最終的には、思いやりのある社員が社会生活を通じて「穏やかな社会」創りに貢献できればと願っています。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 社員とか家族とかというより、人間として理想のあり方なのでしょう。会社にいっても家庭にいても、思いやりのある人間であり、みんながそうなら、穏やかな社会になるのでしょうね。

2010年12月19日日曜日

12月19日『感じてもらう』

 社員に、教えて理解して貰おうという考え方がよくりません。間違っても、教えたがらないことです。

 大切なことは、自分の行動を通して、社員に何を感じて貰ったかだと思います。口だけで教えてわかってもらおうとか、理解して貰おうというのは不可能に近いことです。

 感じなければ、社員の行動はかわりません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 やはり社長や上司、先輩、または親が行動で示すことが、一番の教えなのですね。社員や子供がみて感じて覚えて動く。そいう図式が自然なんでしょうね。

2010年12月18日土曜日

12月18日『感動の力』

 純粋で深い感動をすると、肉体の疲れも心の痛手も、たちまち立ち直るものです。

 ところが、感動できない人は疲れを溜めるだけで、なかなかエネルギーが再生されません。元気に生きることは、感動することです。

 感動するためには、自分の手と足と体を使って、身を低くして一所懸命やることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 感動は心のエネルギーなのですね。映画などをみて感動するのもいいと思いますが、身体で感じた感動が一番のエネルギーになりそうですね。それには自分の身体を使って、何事も一所懸命やることにつきるのですね。

2010年12月17日金曜日

12月17日『青少年の問題』

 全国各地で、青少年の問題が数多く発生しています。そのたびに無責任な大人によって、子供への批判がなされています。

 現在の日本で、大人が子供のことを批判する資格はありません。なぜなら大人自身が、日本人としての誇りを失っているからです。もし、子供達の生き方が悪いと批判するのであれば、大人の生き方を変えることが先決です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 大人、親をみて子供は育つのですから、大人の生き方を変えないとならないのですよね。できることからすれば良いと思います。ゴミは道に捨てない。落ちてるゴミを拾う。そんなことからでいいのではないかと思います。

2010年12月16日木曜日

12月16日『魅力を備える法』

 必ずしも、自分がしなくてもいいことを少し多めにやる。

 たとえば、掃除、後片付け、世話役、社会的活動。

 反対に、自分に与えられた枠(権利)を目一杯使い切らず残しておく。

 たとえば、約束の時間、支払期限、講演等の持ち時間。

 このような生き方をしていると人間としての魅力が身につくようです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 これらにそのとき気がつくようにならなければ…ということもあります。特に約束の時間ぎりぎりまで、自分のしたいことをする、ということはよくあります。人間の魅力としてはまだまだですね。もっと余裕のある人間になりたいと思います。

2010年12月15日水曜日

12月15日『感心上手の行い下手』

 講演で「掃除をすると、社風がよくなりますよ」と私がお話しすると、「そんなにいいのならすぐやろう」と、その場で決心される人が三分の一くらいいらっしゃいます。

 ところが、会社に帰ると「明日からやるぞ」と変わり、次には「そのうちまとめて一気にやろう」ということになります。「そのうちまとめて誰かが」となったらおしまいです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 なんだか漫才みたいですね。(笑) 感謝感動塾のカレンダーの一つに「三日坊主のすすめ」という言葉がありました。一日掃除して三日休んで、四日目にやる、という感じです。それでもいいと思います。まったくやらないよりいいですし、ずっと続けられるならなおさらだと思います。

2010年12月14日火曜日

12月14日『看板は共有物』

 「イエローハット」という看板を、当社が「貸す」という考えは持っていません。チェーン店みんなの共有物だという認識でいます。

 だから、ロイヤリティをいただきません。イエローハット本体も、この看板の下では共有者の一社に過ぎません。

 みんなの共有物である以上、勝手な事をして傷つけないよう、細心の注意を払っています。
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 あのイエローハットがチェーン店なのに、ロイヤリティを取らないなんてすごいですよね。他にこのような会社のあるのでしょうか? 多分あるとは思いますが、まったく知りません。このような会社で働きたいですよね。会社の隅々までキレイで気持ちよいのでしょうね。こんど行ってみようかな。

2010年12月13日月曜日

12月13日『取引先からの信頼』

 当社の営業マンはここ数年、新規開拓にほとんど時間を費やしていません。グループ店も、こちらから営業して開店したお店は一社もありません。

 これも掃除という凡事を徹底してきたおかげです。掃除という習慣が社風として定着してきますと、社員の立ち振る舞いがどことなく落ち着いた雰囲気になります。そのことが取引先の信頼につながるのだと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今の会社は掃除をすることがありません。掃除業者がしてくれます。せいぜいゴミ集めくらいです。なので、なおさら、部屋の掃除やアパート前掃除はもっとしなければ、と思っています。

2010年12月12日日曜日

12月12日『毅然とした姿勢』

 財政の再建と経済の再建、どちらを優先すべきか。多くの政治家や有識者によって議論されてきました。

 にもかかわらず、いまだ結論に至らず、財政・経済ともに悪化し続けております。未来に明るい展望は見えておりません。

 原因は、この課題に対して毅然とした姿勢でとり組む人が、一人もいないということに尽きると思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)



【所感】
 今の世こそ、坂本龍馬のような人物が求められているのが、この一日一話で、なんだかわかるような気がしました。でもそうも言っていられませんので、自分のできることを目一杯、やるしかないですよね。

2010年12月11日土曜日

12月11日『価格競争』

 価格競争ばかり続けていると、道は狭くなるばかりです。行き着くところは、泥棒でもしなければ商売ができなくなります。値段だけを下げて売っても、社員も決して充実感は得られないはずです。

 大切なのは、価格競争をする前にお客様への感謝の念を深くすることです。

 そのことがどれだけお客様に満足していただけることか。計り知れない効果があると私は信じています。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 売る側はやはり誠意が大切ですよね。買って頂いてありがたい、喜んでもらうことを喜びとする人がいいですよね。
 買う側ですが、その物にどのくらいの価値があるか感じ、それが自分の価値感と所得と合えば買うわけです。やたら安くされると、戸惑ったり、怪しいと思ったりしますよね。

2010年12月10日金曜日

12月10日『大きな心を育む』

 いくら医学が進歩しても、人間の寿命には限界があります。しかし、寿命に限界があっても心を鍛えることによって、人生の幅を無限に広げていくことはできます。

 その極意は、他人に対する思いやりの深さ、厚さ、大きさを高めることです。つまり、大きな心を育むことです。

 心の鍛え方によって、その差は千倍にも万倍にもなります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 最近、電話の向こうの相手を思いやろうとしたときに、自分の心の落ち着き方を反省します。
 ここ数日、電話の受け答えをする日々が続いているのですが、毎日が反省です。だんだん落ち着いて、同じ失敗を繰り返さないよう意識しています。自然と話し方もゆっくりとなり、滑舌も良くなってきています。
 もちろんまだま~だですが、これからも相手を思いやる気持ちは忘れないよう、心がけたいと思っています。

2010年12月9日木曜日

12月9日『よくなる会社』

 悪くなった会社で、掃除が行き届いて、整理整頓ができているという会社をみたことがありません。

 支払いの悪い会社で、よくなった会社もありません。

 仕入れ先に尊大な態度をとる会社で、尊重される会社もありません。

 逆に、自分の会社だけがよくなればいいというような考えでも、会社は発展するものではありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 人でも会社でも、清潔でで整理整頓していて、相手のことも考えて行動することができれば、人やお客は寄ってきて、結果、幸せになり、売り上げが上がるということは、当たり前のことですよね。しかし、それが常にできているかというと、意外と少ない。気づかなかったり、その日の気分があったり。その辺を気をつけていかなければ…と思いました。

2010年12月8日水曜日

12月8日『伏せたコップ』

 国民教育学者・森信三先生が次のような意味の言葉を遺(のこ)しています。

 「どんなすばらしい教えでも、相手が心を開かなければ伝わらない。それは、伏せたコップの上から水を注いでいるのと同じである。まずはコップを上に向けさせることが大切だ」

 聞く耳を持たぬ社員にどんないい話をしても、反感を買うだけです。教育の原点は、まず相手の心を開かせることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 心を開くことがどんなに大切なのか、改めて気づかされました。社員に限らず、子供だったり親戚だったり、人はまず、心を開くこと、開かせることからがスタートなんですよね。人によっては難しいのですが、それも努力すべきところなのでしょうね。

2010年12月7日火曜日

12月7日『良樹細根』

「根深ければ、葉繁し」と申します。

 根が細かく深く張っている樹の葉は、みごとに生い茂っております。

 同様に樹は、広く深く細かく根を張っていなければ、大樹に育ちません。

 教育も事業も同じ。すぐに役立つことばかりをしていますと、根がおろそかになります。

 何事も、最初に手をつけるべきはいつも根で、葉は後。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 すぐに役立つことではないのですが、時間が少しでもあるときは、勉学に励んだほうがいいのだなと思いました。そしてその目標を、資格取得というかたちで考えています。

2010年12月6日月曜日

12月6日『環境が人生を変える』

「境遇に強いられるところにより事を行えば、そのことは必ず成就する」という言葉があります。

 つまり、逃げ道のない境遇や環境の中で物事をやったら、そのことは必ず成し遂げられるという意味です。

 疎開先ではその日その日の生活に困窮していました。そういう境遇が、不屈の忍耐力と継続力を身につけるのに大いに役立ちました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 基金訓練の時と前の職場にて、感動が人を動かすこと、そして感謝の心が人として大切なことを教わり、人間力を高めることの必要さを身にしみました。
 最近職場が変わった今、境遇に強いられることはなくなりましたが、これまで通り早寝早起きし、何か自己啓発をするという環境は変えずにいこうと思います。

2010年12月5日日曜日

12月5日『幸せになる三つの条件』

一、与えられた枠をぎりぎりいっぱい使い切らないこと。

二、人様に喜ばれることをすすんですること。

三、どんな小さなことにも感謝できる人間になること。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 与えられた枠=与えられた時間。
 人様に喜ばれること=相手のことを考えること。
 どんな小さなことにも感謝=気づくこと。

 どれも出来ない事ではないですよね。ということは幸せになれる要素は持っているということです。意識改革、していきます。

2010年12月4日土曜日

12月4日『誠実な人間の集団』

「そんかとくか

 人間のものさし

 うそか

 まことか

 佛さまの

 ものさし」

 相田みつを先生の作品です。

 当社も「なりふり構わず利益を追い求める集団」ではなく「誠実な人間の集団」でありたいと願っています。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 相田みつをのこの文言、どこかで見たことがあります。単純に「そうだよなぁ」って思いました。あまり『損得』は考えない方がいいですよね。いつも『損得』ばかりを考えていると、心が醜くなりますよね。気をつけなければ…。

2010年12月3日金曜日

12月3日『平凡なことをおろそかにしない』

 簡単なこと、単純なこと、単調なことをおろそかにしない。

 やれば誰でも出来る平凡なことを徹底し、その中で差を付ける。

 そんな信念を持って、いままで生きてきました。普通、簡単なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。

 しかし、そういう生き方をしていると、結果において人生をおろそかにすることになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私自身は、簡単なこと、単純なことをバカにするというより、恥ずかしくてやらなかったことが多い気がします。でも結果において人生をおろそかになるのですね。これは気づきませんでした。ちょっとの差が積み重なって、大きな差になるからなのでしょう。恥ずかしがらず、面倒くさがらず、簡単なこと、平凡なことはおろそかにしないよう、私も気をつけたいです。

2010年12月2日木曜日

12月2日『過剰在庫は諸悪の根源』

 商品の過剰在庫が、いかにお客様の経営を圧迫していることか。お客様のお店を掃除していて感じたことです。

 問題に気づいた私は、昭和51年を境に「少品種多量」販売から「多品種少量」販売の考え方に180度、方針を転換しました。

 その上で、「過剰在庫は諸悪の根源」という標語を作り、お客様に配布し掲示していただきました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 人に考えをすすめるときは、自分もそのように行動していることが、納得してもらえる条件なんですよね。考えだけではなく行動でしめすことが大切だなぁと、あらためて思いました。

2010年12月1日水曜日

12月1日『私が歩いてきた人生』

 私が歩いてきた人生を一言で言うならば、「誰にでもできる簡単なことを、誰にでも出来ないくらい続けてきた」ということに尽きると思います。

 何一つ難しいことはやっておりません。人が出来ないことをやったこともありません。

 いや、やってこなかったというよりも、やる能力が私にはなかったというのが、正直な気持ちです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 本当に謙虚なのですね。できることを続けることが、その人の力になるのですね。イチローだって正月以外はひたすらバッティングセンターに通った毎日だったようですし、石川遼も毎日…のようです。それで今があるのですよね。私もこの朝ブログ、朝掃除は続けたいと思います。

2010年11月30日火曜日

11月30日『親の教え』

 履き物はきちんと揃えておく。畳の縁や敷居は踏まない。敷いてある布団の上を歩いてはいけない。唐紙は、必ず、取っ手の金具を持って開け閉をめする。その際、音をさせてはならない。

 いずれも両親から教えられたことです。馬齢を重ねた今、このような些細なことを守り通すことが、生きていく上でなによりも大切だと確信するようになりました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今頃、靴を揃える、ということが身につくようになりました。親の教えで覚えていることの一つです。あと部屋の片付けと部屋の掃除でしょうか。いつのまにか身についています。躾けられて良かったと思います。そうやって心を強くしていくのだと思いました。

2010年11月29日月曜日

11月29日『わがまま』

 私の書く文字は、人様にお見せするような代物ではありません。まったく自信がありません。

 もし私が、そのことを立派な理由にして、「私は字を書くのが下手ですから」とか「筆無精ですから」と言って、手紙を書かないとするならば、それは、単なるわがままにすぎません。

 わがままは、幼児性の最もたるもので始末に困るものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 わがままは、意外と本人はわからないのだと思います。ただ、やらないよりはやったほうがいい、とか、面倒くさがらないとか、考えればいいと思います。そして不得意な分野でもやってみる事が大事なのでしょう。

2010年11月28日日曜日

11月28日『手抜きをしない』

 手抜きをすると、心が荒むようになります。

 たとえば、机上で立てた過酷な目標を、社員に無理強いしたとします。
 命令された社員は、尋常なやり方では間に合わなくなり、ごまかしたりだましたりするようになります。挙げ句の果ては、犯罪まで犯して目標達成に血眼になります。過程を無視し、手抜きをしたことが原因です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 心が荒んでしまうと、物事がうまく回らなくなり、幸せは逃げていく、ということになるのでしょう。家庭でも、面倒くさがらずにやることですね。手抜きをしても、結局あとでしっかりやることになりますし…。

2010年11月27日土曜日

11月27日『心の力』

 人間の力の中で、心の力ほど大切なものはありません。

 心の力がないと、困難に立ち向かう勇気が湧いてきません。生きる元気さえ失います。

 心の力は、ある日突然出来たり、人から一方的に与えられるものでもありません。

 毎日毎日小さなことを守っていく中から培われるものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 毎日小さな事を守っていく。私は今、毎日こうやって「人間力向上Blog」書くと守り(決めて)、続けることにしました。人から一方的に与えられて、力がみなぎるときもありますが、それは一時的です(なのでたまにその本や書物を読み返すのですが)。もちろん妻や家族も心の支えですが、この毎日のBlogも心の支えになるかな、と思っています。

2010年11月26日金曜日

11月26日『自分の気持ち次第』

 商品は、扱う自分の気持ち次第でいかようにもなります。

 そのようなことを無視して、もっと売れる物はないか、もっと儲かるもはないかと、つい目移りばかりするものです。

 でもそんな商品がそうあるものではありません。

 それよりも、人が見捨てたり見過ごしたりしている商品に目を向け、自分の気持ちを込めてみることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 以前、物を売る仕事もしたことがあります。そのとき、自分もその商品を使っていないと人に伝えられないということを覚えました。自分も使ってみた感想というのは伝わりやすいものですよね。『自分の気持ちを込めてみること』というのは、わかような気がします。
 直接販売や営業の仕事に携わっていなくても、今の仕事にもっと『自分の気持ちを込めてみること』が大事だと思います。

2010年11月25日木曜日

11月25日『意味のない統計資料』

 多くの時間と費用を費やして作成された文部科学省の統計資料には、何も訴えるものを感じません。たぶん、当事者が他人事のようにとり組み、責任の所在をはっきりさせないからだと思います。

 それに比して、一学校一学級、身体を張って守っておられる現場の先生方が作成された学校通信や学級通信は、はるかに迫力を持って私に訴えてくるものがあります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 何かを作ったときは、何か伝える「力」があり、それを感じとる人がいるから意味があるのだと思います。伝える「力」、訴える「力」は非常に大事で、今の仕事をしていて、自分にも足りないものだと思いました。毎日が反省ですね。

2010年11月24日水曜日

11月24日『孤独にならない法』

 人間が孤独を感じるときは、二つの場合が考えられます。

 一つは、大勢の中で無視されたとき。あと一つは大勢の方々にお世話になっていながら、そのことに恩を感じていないときです。

 孤独にならないためには、多くの方々にお世話になり、生かされている自分に気づくこと。そして「ありがたい」という感謝の念を持つことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 孤独に感じるときだけではなく、なんだかやる気がない、元気がないときも『お世話になっているんだ、生かされているんだ』と思うと、気持ちが切り替わります。
 ちょっとの時間にこの「人間向上Blog」を読み返し、思い出すようにしています。

2010年11月23日火曜日

11日23日『掃除をすると……』

一、心が磨かれる。

二、謙虚な人になれる。

三、気づく人になれる。

四、感動の心が育まれる。

五、感謝の心が芽生える。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私が以前よりよく掃除をするようになったのは、このような意味を知ったからです。職場と自分の部屋以外を掃除することなんて、考えたこともありませんでした。でも今は毎日ではないですが、アパートとアパート前の掃除を続けています。

2010年11月22日月曜日

11月22日『心の大きい人、小さい人』

 心の小さい人というのは、自分のことしか考えられない人のことです。せいぜい考えても、自分の家族と自分の事業だけ。それに比して、心の大きい人というのは、自分のことだけでなく、いつも他人を思いやることのできる人のことです。

 さらに、自分を取り巻く地域社会、国家、地球、宇宙のことまで考慮して生活する人の事です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今の自分がどうすれば心が大きくなるのか勉強中ですが、心の大きさを測るメーターなどないので、日々、自分と葛藤しています。とにかく具体的に、良いイメージをしてがんばろ!

2010年11月21日日曜日

11月21日『価格破壊』

 人間社会は人間の生み出す付加価値でなりたっています。

 価格破壊は、この付加価値の否定につながります。

 人間がお互いに感謝しながら生活していくためには、付加価値を認め合うことです。

 付加価値を無視した社会は、砂を噛むような世の中となり、人間から生きていく勇気を奪い取ってしまいます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 付加価値をつける、見いだすというのは簡単なことではないですよね。ゆるぎない、オンリーワンの付加価値がついたら最高です。私は商品を売ったり開発したりしていませんが、自分自身に付加価値がつくよう、日々精進したいと思います。

2010年11月20日土曜日

11月20日『心温かきは万能なり』

 温かい心には、万能の力が秘められております。

 温かい心は、人の心を癒すことが出来ます。世の中がよくなります。そのことによって、自分自身を成長させることができます。

 薬にたとえれば、まさに万能薬です。

 万能薬には副作用がありません。いいことばかりです。まさに「心温かきは万能なり」です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 温かい心の人に接していると、自分も温かい心になる気がします。ということは、いつも温かい心で人に接していると、心がすさんでいる人も、明るくなって、温かい心になるのでしょうね。

2010年11月19日金曜日

11月19日『心の幅は無限大』

 いくら大きい人でも、人の三倍も五倍も身長のある人はおりません。また、いくら体重のある人でも、人の五倍も十倍もある人はおりません。

 その点、人の持っている「心の幅」は、三倍や十倍の差どころではありません。人によっては千倍も一万倍も百万倍も差があります。「心の幅」を鍛えるためには、できるだけ自分以外の人のことを気遣うことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)



【所感】
 たしかに「心の幅」はいくらでも広げられるのだなぁと思います。とくに幅が小さくなっているときは、忙しいときですね。どんなときでも、人を気遣うこと、話を聞いてあげられることができるといいのでしょう。いつも反省するところです。

2010年11月18日木曜日

11月18日「社訓」と「経営理念」

 会社には「社訓」も「経営理念」も掲げていません。実体の伴わない高邁(こうまい)な「社訓」とか「経営理念」を掲げても、しらけるだけだからです。

 それよりも「どう生きて欲しいか」「どういう生活態度をとってほしいか」を社員に常日頃、話すように心がけています。その際、留意していることは、できるだけ具体的でわかりやすい実例を話すことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 どんな会社でも、「社訓」や「経営理念」を掲げていると思っておりました。それを意識するようにと。でもよく考えたら、社員が毎日それを見て向上心を持つのははじめのうち。それよりも社長や上司が毎日、日頃の意識や将来のことなどを話して聞かせた方が、社員の心にひびくのだと思います。

2010年11月17日水曜日

11月17日『「割れた窓」理論』

「割れた窓理論」というのがあります。

 割れたまま修復されない窓ガラスを放置していると、荒れた状態が次々に伝染し、犯罪の呼び水になるという理論です。

 車も、ぶつけて傷ついたまま放っておくと、いつの間にかあっちこっちに傷が増え、でこぼこになります。何事も、小さな時に億劫がらずに処理していくことが大事です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 気がついたとき後回しにせず、すぐに行動すれば良いのですよね。しかし不思議ですよね。良いことはなかなか伝染しないのですが、悪いことは伝染しやすい。または悪運を呼び込んでしまうのでしょうか。とにかく『億劫』がらず行動するよう気をつけたいと思います。

2010年11月16日火曜日

11月16日『深める』

 人が行き詰まるのは、いつも同じ事を同じやり方でしているからです。
 人と同じ事をするのは何も考える必要がないぶん、楽だけども必ず行き詰まります。
 行き詰まらないためには、広げるのではなく、深めることです。深めると、自然に広がるようになります。

 良い物と深く接し、いい人と深く交わる。心すべき生き方だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 広げるのではなく深める。逃げないで突き進むことなのでしょうか。ちょっとずつやり方を変えながらでも、目的を変えずに…ですね。私も一時、コンピュータに関わらない仕事をしましたが、やはりコンピュータの業界にもどってきました。もっともっと、深め、極めたいと思います。

2010年11月15日月曜日

11月15日『攀念知』

「攀念知(はんねんち)」とは、人を恨む、憎むという想念を持つことです。
 人を恨んだり、憎んだりしますと、そのことばかりが心に引っかかり、眠れなくなり、精神まで蝕(むしば)まれます。
 その結果、自分のエネルギーをすべて消耗することにもなります。
 つまるところ、「攀念知」を持つ人は不幸になるばかりです。「攀念知」を持たない。人生の極意だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 好きで憎んだり恨んだりすることはないと思います。ではそういう攀念知をもったらどうすればいいのか、考えてみました。又川会長がおっしゃっていた「受容の愛」を思い出しました。許す、反省する、受け入れることです。人間力が問われるところなのだと思います。

2010年11月14日日曜日

11月14日『店作り』

 創業以来、「きれいな店作り」を基本に経営してきました。

「あまりきれいにするとお客がこなくなる」とか「お客が入りにくくなる」というような意見が真顔で議論されるような時期もありました。

 そういう意識を、一つ一つ変えていくだけでも大変なことでした。

 どれ一つをとっても、簡単に変わったことはありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 相手や周囲、ましてや世の中を変えるというのは、並大抵なことではないと思います。そう思いながら、あきらめずに続けることが大事なのでしょう。
 あるいは、自分の考えを変えることでしょうか。これも結構大変だと思いますが、問題解決や、周囲との協調性を保つには、そのほうが早いのでしょうね。

2010年11月13日土曜日

11月13日『体験だけでは……』

 体験を積めばいい、というわけでもありません。むしろ、体験だけで生きてきた人の中には、したたかになっている人の方が多いように思います。

「オレはこんな修羅場を経験してきたんだから怖いものはないんだ」というような人間になってはおしまいです。

 どんな厳しい体験をしてきても、純粋で傷つきやすく瞳の曇らない人間になることをめざすことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 私の周囲にも自信過剰でしたたかな友人、知人はおりました。彼らは仕事ができますし、それをうらやましいと思っていました。しかしどんなに仕事ができて、修羅場をくぐってきても、謙虚さはもって欲しいと思っていました。
 私も自分では気づいていないだけかもしれません。自分の得意分野でしたたかにならないよう、謙虚な心を忘れずにいたいと思いました。

2010年11月12日金曜日

11月12日『感謝』

 人間が生きていく上で、感謝の心を持つことはとても大切なことです。

 人間、感謝がないと、幸せになれません。感謝の心をもつから幸せになれるのであって、幸せになってから感謝しようというのでは、一生幸せになることはありません。

 その点、トイレ掃除をしていると、小さなことにも感謝出来る感受性豊かな人間になれます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

【所感】
 今まで『ありがとう』という言葉は発してきましたが、人間力向上の勉強するまで、『感謝している』という意識があまりなかったように思います。
 今は以前より感謝する気持ちが多くなりましたが、何故か、後から感謝の心がでてきて、『ありがとう』と言うタイミングを逃すことがよくあります。気づくのが遅いのですよね。このタイミングが一致するようにならなければ、と思っています。

2010年11月11日木曜日

11月11日『因果一如』

「因果一如(いんがいちにょ)」
  原因と結果は一緒という意味です。

  原因を作ったときには、結果も同時に生まれるということです。

  結果を良くするためには、気づく人になることです。たとえば、人間関係において、自分勝手なことをしていないか、というようなことを基本にして、気づく人になることです。気づきが良い結果をもたらしてくれます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
  あるセミナーで、気づく人になるにはどうすれば良いかという話を聞いたのを思い出しました。
それは毎朝掃除をすることです。掃除をしているとあっちも、こっちも汚れている、と気づき、掃除をします。
あまりに汚れている箇所が多くて時間がないと、翌日に掃除します。いつしか全部がキレイになっていきますね。

2010年11月10日水曜日

11月10日『工夫しながら掃除をする』

  いつまでも、同じ範囲を同じ時間を費やして掃除をしているようでは、工夫が足りません。

  同じ範囲の掃除をするのであれば、効率を上げて時間を短縮する。

  また、同じ時間をかけて掃除をするのであれば、範囲を広げる。

  少しでも工夫改善をしなければ、進捗がありません。

  進歩しなければ続きません。
>
(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
  アパートの掃除をはじめた頃、すごく汚れていたので時間がかかっていましたが、キレイになってからは、早く終わるようになりました。早く終わった分、アパートの前を掃除することにしました。毎日していたら、だんだん範囲が広くなっていました。掃除をしていれば、自然と範囲が広がっていくものだと思います。




2010年11月9日火曜日

11月9日『売り方』

  「値段が高い」「品揃えが悪い」「立地が良くない」。売れなくなると、ついこういう考え方になりがちです。

  しかし、いくら良い商品を仕入れてきても、従来と同じ考えで同じ売り方をしている以上、そう簡単に売れるものではありません。

  大切なことは、その商品にふさわしい売り方、扱い方を工夫することです。

  活路は無限にあります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
  何か問題が発生し、悩んだとき、いつも同じ考え、発想では、解決しませんよね。商売の場合は同じ商品、同じ場所で売るわけですから、そう簡単に商品や場所を変えるわけにはいきません。相手がある悩み事も相手が変わるわけではありませんので、こちらの対応や考え方を工夫することですよね。打つ手は無限!(って又川さんが言ってました。)(笑)

2010年11月8日月曜日

11月8日『孔子と子路』の問答

   孔子とその弟子・子路(しろ)の問答を紹介します。

  子路曰「聖人といえども窮(きゅう)するか」
(あなたは人から聖人と言われているが、聖人といえどもそんなに困るんですか)

  孔子曰「君子、固(もと)より窮す」。ただし「小人(しょうじん)、窮すれば斯(ここ)に濫(みだ)る」。
(聖人君子だってもちろん窮するさ。しかし、普通の人はちょっと困ったりするとすぐパニックになったりして乱れるが、聖人は乱れない。これが聖人と小人の違いだ)

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
  人は堂々とし、落ち着きが無ければ冷静な判断や対処方法、ひらめきが出来ないですよね。思えば私も、いつも気づくとパニックになっていると思います。どうすれば良いのでしょうか。多分、予想、予測、心の準備をしていればいいのだと思います。そしてパニクっても、言葉や行動に出さないことですね。難しいかもしれませんが、周囲を不安にさせない為にも努力しなければなりません。

2010年11月7日日曜日

11月7日『人間の喜び』

  人間の喜びで最もたるものは、人に頼りにされ、あてにされることです。

  どれだけ財産を持とうが、社会的な地位を得ようが、この喜びに勝る喜びはありません。

  人に頼りにされず、あてにされない生き方は、生きがいをなくすばかりでなく、活力を失い、老化の原因にもなります。結果において、惨めな一生を送ることになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
  たしかに頼りにされるのは嬉しいしです。しかし、純粋な人や、何か努力している人からは、素直に嬉しいですが、自分勝手な人は困りますね。何でもかんでも頼まれごとを引受けないで、ある程度人を見てしまいます。できればそんなことは考えたくないものですが…。

2010年11月6日土曜日

11月6日『感謝は率直に』

  現代人は、感謝の気持ちを素直に率直に表現しなくなりました。

  原因は、素直とか率直とかは、次元が低いことのように勘違いしているからだと思います。人間の感情を率直に表すことは、教養がないと格好を付けているからだと思います。感謝の気持ちを素直に率直に表さなければ、人間関係はスムーズにいきません。感謝の気持ちは相手に伝わってこそ本物です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  今でこそ自分だけで生きているわけではないし、人のつながりを意識するようになりましたので、人に感謝することが多くなりましたが、10代、20代の頃は、本当に感謝するという気持ちがほとんどなかったように思います。教養がないと格好つけているのではなく、私を含め現代人は単純に感じていないのではと思います。感じれば不器用でも、なんらかの表現をすると思います。

2010年11月5日金曜日

11月5日『共存共栄』

   メーカーには商品の開発と品質の向上以外心配をかけない。問屋業が心すべき使命だと思います。

  問屋業である当社は、まず一括仕入れを可能にするため、物流機能の拡充整備に努めました。

   また、支払いは約束手形による精算が常識化していた業界において、いち早く現金支払いに変えました。

  いずれも共存共栄の考え方です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  これまで、共存共栄を意識したことはあまりありませんでした。もちろん、ユーザの為を考えて仕事をしてきましたが、ユーザ以外、自分、自社をとりまく環境を考える必要がなかったと思います。
  でも今、朝にアパートの前を掃除することは、地域との共存共栄になっているのだろうと思いました。これからは仕事でも、共存共栄を意識したいと思いました。

2010年11月4日木曜日

11月4日『惜福』

  幸田露伴の教えに「惜福(せきふく)」というのがあります。

  たとえば、有給休暇が二十日間あった場合、その有給休暇を「権利だから」といって全部使い切ってしまうのではなく、控えめにして少し残しておきなさい、という意味です。

  つまり、自分に与えられた好条件、都合の良いことを使い尽くさないで、少しは遠慮しなさいという教えです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  このお話も又川さんより聞いて、特に時間ついてはギリギリまで使わないように心がけています。朝早く行動し、15分くらい余裕が出来たからと言ってTVを見ていたり、2時間飲み放題だからといって、2時間は居ないこと。そうすることで、忘れ物がないかチェックできますし、もし忘れ物をしても戻る余裕もあります。居酒屋さんもまた次来て下さいね、と思って貰えます。

2010年11月3日水曜日

11月3日『絶対肯定』

  「絶対肯定」「絶対安心」「絶対感謝」できる人間関係を確立することが、幸せな人生を送るためにもっとも大事だと思います。

   人間関係の始まりは、「絶対肯定」できるお互いの信頼です。

   お互いを信頼できるようになれば、「絶対安心」の関係になり、何事も感謝出来るようになります。まず、信頼できるお互いになることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  今までを振り返ると、たしかに距離を置いた人間関係とした人達は、肯定した話し方はしない人達でした。自然とその人達を避けていたように思います。
  元々は他人だった妻を含め、人間関係が長く続いている友人、知人は、大抵、肯定的な話し方をします。そしていつしか、安心し、感謝するようになっていますね。その中で私がもっとも感謝の心が強いのが、妻であり、親友なのでしょう。

2010年11月2日火曜日

11月2日『心の重心を低く』

  心の重心を低くすることが大事だと思います。

  重心が高いと、建物でも乗り物でも不安定になり倒れます。人間の心も同じです。重心が高いと精神が不安定になり、つい自分以上の言動や行動をして、自分を見失う原因になります。

  心の重心をいつも低くしておくためには、掃除の実践が効果的です。人の嫌がるトイレ掃除が心の重心を低くします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  トイレ掃除に限らず、人が嫌がることを進んですることで、心の重心が低くなるという事なのですね。いわゆる、「腰が低い人」ということでしょうか。イコール、人間力がつくのでしょう。私もそのように心がけたいものです。

2010年11月1日月曜日

11月1日『百の努力』

  百の努力に対して、得られるものが一でしかなくても、その一を甘んじて受け入れる。このことが大変大事な考え方ではないかと思います。

  しかし、ただ受け入れてばかりいたのでは商売として成り立ちませんから、その一をどうしたら改善できるかをたえず工夫することです。

  そういう積み重ねが、必ずよい結果につながります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  以前プログラム開発の仕事をしていたとき、よく
『今までの苦労はなんだったんだ?』
など思ったことが何度もありました。原因が別なところにあり、簡単に修正できたりした時、そう思いました。 でもその度に
『いや、無駄なことは無かったんだ。他の何かに役にたつことがあるはず。』
と思うことにしていました。「負け惜しみではないか?」とも思いましたが、そんなことは無いのですね。後で役に立てればいいだけのことでした。

2010年10月31日日曜日

10月31日『感性を磨く』

  生きていく上で大切なことは、鋭い感性を持つことです。

  感性は、頭の勉強だけでは養うことができません。身体を動かし、皮膚で感じて初めて感性が育まれます。

  そのためには、寒い中、暑い中、風が吹く中で、掃除をしてみることです。

  そうすると「寒さ」「暑さ」を通して、次から次に感性が研ぎ澄まれてくるようになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  今朝は睡眠を優先し、掃除しませんでした。でも今の時期は落ち葉の量が多いので、本当は毎日でも掃除をしたほうが良いと思っています。

  朝早く起きて掃除をすれば、天気や気温を肌で感じますし、季節の移り変わりがわかります。それは人間の感性を刺激されるんだと思います。また出勤時、玄関や道路がキレイになっていれば、気持ちが良いですし。

  やはりなんとか毎日掃除するよう、努力してみようかな。

2010年10月30日土曜日

10月30日『取引の判断基準』

  ある大手スーパーより撤退するとき、「鍵山さん、あんたの会社はつぶれるよ。わかってんの」と言われたので、「はい。あたなの会社からいじめられてつぶれるより、社員みんなで努力して、そのうえでつぶれた方がまだましです」とお答えしました。

  私の「取引の判断基準」は、その取引を続けることによって、社員が幸せになれるかどうかだからです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  判断基準をどこにおくかで、方向性がまったく変わってきますよね。自己が判断基準であれば、自己中の何物でもないでしょう。家族のため、社員のため、人類のために判断基準をおくことで、最終的には自分に幸せが回ってくるのではないかと思いました。

2010年10月29日金曜日

10月29日『私の勲章』

  平成十五年十二月現在、複写はがきを書き始めてから、控えは三万枚を超えました。使い切ったボールペンの替え芯も片手でやっと握れるほど溜まりました。

  そんな替え芯を溜めても、人様から見たら何の価値もないかもしれません。でも私にとっては、何物にも代えがたい宝物となっております。三万枚以上のはがきを人様に書かせていただいた。私が私に与えた勲章だと思っています。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  これはすばらしいことですね。なかなか「人様の為」にしたことで自分に形として残る物というのは、ほとんど無いですよね。私は何もありません。このブログは毎日書くと決めたので、残るものかもしれませんが、「人様の為」はありません。何か私も勲章がほしいと思いました。それが自分の支えになるのでしょう。

2010年10月28日木曜日

10月28日『洗車は自分たちの手で』

  社用車三百台は、すべて社員が洗います。社用車だけでなく、来社されたお客様の車も洗車するようにしております。

  ガソリンの大量消費会社である当社には「洗車くらいサービスさせてください」というスタンドからの申し入れがよくあります。にもかかわらず、丁重にお断りしたうえで、自分たちの車は自分たちの手で洗うようにしております。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  この話を又川さん(クラフトグループの会長)より聞いてから、(今は土日しか車に乗らない私は、)土日の朝はアパートの前の掃除の後、車も洗うようにしています。洗うと言っても雑巾で拭くのですが、そうしますと、コイン洗車やGSでのドライブスルー洗車をすることがなくなりました。

2010年10月27日水曜日

10月27日『志は気の帥なり』

「志(こころざし)は気(き)の帥(すい)なり」(孟子)
「帥」とは、親玉とか頭という意味です。つまり「志」は「気」をコントロールするものだということです。

「気」というのは大変気まぐれで、時々刻々とかわります。その変わりやすい「気」をコントロールするのが「志」です。「志」を持っていない人、「志」の小さい人は、「気」をコントロールすることはできません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  はじめて知った孟子の言葉ですが、意味はすごくわかりやすいですね。目標が無かったり、見えなくなると、気持ちがブレますよね。私も元気がなくなり、落ち込みます。でもこの言葉のおかげで、今朝も目標をまたイメージできました。こうやって毎朝イメージする癖をつけているところでもあります。まだ少し眠いですが、今日も一日がんばろう!

2010年10月26日火曜日

10月26日『幸せになる方法』

  傲慢な人、横柄な人、横着な人が周囲の人々に迷惑をかけています。
  共通点は、自分だけが贅沢をし、自分のわがままを押し通している点です。
  人に迷惑をかけて、自分だけが幸せになることはありません。

  幸せになるには、人の喜ぶことをすることです。相手が喜んでいる姿を見て、わが喜びと受け止めるような人間になることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  よく世の中で成功している方々のお話を聞くと、皆このように話をされているのと思い出しました。確かに相手が喜ぶと、自分も嬉しくなりますが、いつもどれだけそのような事を考え、そのように行動しているかというと、成功者とはかなり差があるのでしょう。私にはかなり足りないことろだと思いました。心がけたいと思います。

2010年10月25日月曜日

10月25日『水急にして月流さず』

  急流に月が映っている。川の流れがどんなに速くても、月は流されることはない。月は平然と映ったままである。

  つまり、自分を取り巻く環境がどんなに激変しても、自分の信念さえしっかりしていれば、環境に流れることはないという意味です。

  さまざまな問題にぶつかり、心が動揺するようなときに、この言葉を思い出すようにしています。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  自分の人生を振り返ってみますと、仕事でも遊びでも、「私にはこれだ!」というものをもって行動しているときは、あまり問題がなかったように思い、ふらふらと(したつもりはないのですが、変動)しているときは、問題が多く発生しているように思います。
  いまさらながら「継続していたことは何があっても継続すれば良かったなぁ…」と反省しました。

2010年10月24日日曜日

10月24日『トイレ掃除』

  トイレ掃除は、最初にタワシで床を洗います。沸騰した熱湯に洗剤のカネヨンを溶かして、一番汚れている床をまずきれいにします。次にスポンジで壁面を洗います。最後に、壁を洗ったスポンジで便器を洗います。
  もちろん、小便器の水漉し(みずこし)も外し、中まで徹底的に洗います。心がけていることは、状況に合わせた掃除をいつも工夫しているということです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  以前の会社(ヒューマンライフ)にて掃除の会に参加し、同じようにトイレ掃除をした経験があります。そのときの記事はココです。
  比較的きれいなトイレに見えたのですが、見えないところに黄ばみが固まっていて、紙ヤスリを使ったり、実際小便器の水漉しを外し、素手で汚れを確認したりしました。
  徹底したトイレ掃除をしたあとは、すごくすがすがしい気持ちになったことを覚えています。やはりトイレはもちろんですが、部屋や庭もきれいだと、その日一日が気分が良いものですね。

2010年10月23日土曜日

10月23日『気づく人になる方法』

   気づく人になるための方法は二つ考えられます。

  一つは、微差僅差を追求し続けることです。つまり、身の回りのありふれた平凡なことを徹底することです。

  あと一つは、人を喜ばすことです。絶えず人を喜ばす気持ちを持っていますと、さまざまな事に対して気がつくようになります。この二つは気づく人になるための極意だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  自分に余裕がないと、気づくことが難しいと思いますが、そのくらいのことが出来るようになると、人間力が上がるのでしょう。私はもっと、何があっても冷静に周りをみるよう、心がければと思いました。


2010年10月22日金曜日

10月22日『物流の拡充』

  多店舗化にしのぎを削っていた同業他社の中にあって、我が社は物流の拡充に努力してきました。
  問屋業である当社にとって、物流の拡充こそが生命線だと確信してきたからです。

  地味な取り組みではありましたが、やがて結実しました。店舗展開する過程で、円滑にしてスピーディな対応ができるようになりました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  最近世の中をみていると、色んなことに手を出さずに、一つのことを続けていればいいのにと思うことがよくあります。その一人がIT業界の某ベンチャー起業家のHさんでした。M&Aとか株にも手をだすのではなく、ずっとIT業界に君臨していれば良かったのにと思いました。これをきっかけに世の中をみていると、いろいろな事に手をだす企業が目につくようになりました。
  でもよく言えば、世の中のニーズに合わせて変化している、というのでしょうか。でもちょっと違うと思うことが多く感じている、今日この頃でした。

2010年10月21日木曜日

10月21日『感謝に勝る能力なし』

  「感謝の気持ちが真の働きを生み出す」とか「感謝に勝る能力なし」といいます。

  その通りだと思います。

  感謝の念を持つ。人生の大原則です。
  生かされている自分に感謝できる人。
  どんな小さな事にも感謝出来る人。
  幸せな人生を送っている人に共通した資質です。
  感謝こそ人生を潤す泉だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  昨日から新しい職場でした。ホントに感謝するところが多かったです。右も左も分からない私に忙しい時間をさいて、何人かが入れ替わり教えて下さるのです。本当に感謝する場面が多かったです。一日も早く、みんなの期待に応えられるようがんばろうと思いました。

2010年10月20日水曜日

10月20日『苦難や困難が…』

  苦難や困難が、自分を鍛える貴重な試練です。

  いくらいい本を読み、いい話を聞いたとしても、それだけで人間が成長するものではありません。艱難辛苦(かんなんしんく)に耐え、マイナスをプラスにすべく努力する中で、人間は成長していくものです。

  恵まれた環境の中で自分を鍛えることは、なかなかできるものではありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  実は今日から新しい職場です。意外と不安だったりします。以前の会社のような良い人たちばかりとは思っていませんし、失敗することも多いと思っています。しかし、艱難辛苦(はじめて覚えました、この言葉)から逃げず、自分が成長するための試練と思い、仕事をしようと思います。でもストレスをためこまないよう、うまくコントロールしながら…ですね。(^-^;)

2010年10月19日火曜日

10月19日『紳士』

  最近の日本には、紳士といえる人が少なくなりつつあります。
  紳士の条件である羞恥心、礼節、自己犠牲が薄れ、品性が低下したからだと思います。

  学歴や社会的地位に比例して、その傾向が強いのも嘆かわしいことです。
  国際社会で恥をかかないためにも、紳士にふさわしい生き方を平素から心がけることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  確かに紳士といえる人は少ないですね。淑女もですね。(その反対の人をなんていうんでしょう?)
  でも恥ずかしいとも思わない、礼儀もない、自己中というのは、自分で気づかないんですよね。昔はどうしたんでしょうか?小学校から大学まで、もっと「道徳」の時間を増やすといいのでしょうか。勉強が多少出来なくても、紳士、淑女にはなれると思います。

2010年10月18日月曜日

10月18日『経営者の顔』

  苦労したことがそのまま顔に出るようでは、一人前の経営者とはいえません。「とてもそんなに苦労したとは思えないですね」と言われるようになったら、一人前。できれば「いままで順調に経営してこられたのですね」と言われるようになりたいものです。

  苦労していることを人に悟られずに経営する。心がけるべき経営者の姿勢だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  大概経営者は、「あまり経営がうまくいっていません」とは言わないのだと思いますが、普通、事がうまく行かないと顔にでると思います。経営者に限らず。とにかくうまくいってなくても、明るく元気にしていることで、良いことが起きてくるのだと思います。

2010年10月17日日曜日

10月17日『いま苦しくても…』

  いまも楽しくて、将来もずっと楽しかったという歴史はありません。
  楽しい後には苦しみがあり、苦しい後には楽しみが待っているものです。繰り返すのが苦楽でもあります。

  現代の日本のように、楽して楽しいことばかりを追い求めているようでは、将来、悪くなるばかりです。苦しいことを先にして、楽しいことは後に延ばす。先優後楽。大切な心構えです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  ふと、一生涯、楽して生きる人もいるのかなぁ、いるかもなぁ、と思ったのですが、それではどんな人間になるんだろうと考えると、ちょっと怖いと思いました。

  やはり苦しいことからは逃げ出さずに向き合うことですね。それを乗り越えたとき、楽しいことが待っている。さきに楽しいことをとってしまうと、あとで苦しい思いをする。やはり何かしら経験がありますので、比較的わかりやすいですね。ただ、日頃これを意識しなければなりませんね。

2010年10月16日土曜日

10月16日『走姿顕心』

  「走姿顕心(そうしけんしん)」。スポーツ選手への戒めの言葉です。走っている姿に、そのまま選手の心が顕(あらわ)れるという意味です。

  経営者が掃除をするときの姿にも、同じようなことが言えます。
  「掃除をすると儲かる」というような気持ちで取り組みますと、掃除をしている姿に、そのまま打算が顕れます。
  結果においてマイナスの効果となります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  車や自転車を運転しても同じだなぁ、と思いました。そういえば最近バスに乗っていて、運転手の心配りがよく分かります。特に乗客の乗り降りの際の発車、停車が、運転手によってかなり違いますね。
  改めて私自身、車や自転車の運転はもっともっと気をつけなければと思いました。

2010年10月15日金曜日

10月15日『経営者の自信』

  多額の不良債権を、心ならずも引き受けてしまったことがあります。
  来る日も来る日も債権者に追われ、辛く苦しい経験を、嫌と言うほど味わいました。

  しかし、そんなとき、私は決して逃げませんでした。逆境と一体となって、その場に我が身を置く努力を心がけてきました。おかげで、経営者としての自信がつきました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  やむをえず自分が苦しい立場に置かれてしまったにしても逃げ出さず、向き合っていれば、そこから必ず得るものがあり、それは大きいものなのですね。
  苦労は買ってでもでろ、という言葉を思い出しました。債権者に追われる等を考えれば、今の自分の苦労は頑張ろうと思いました。

2010年10月14日木曜日

10月14日『カッコよさは悪』

  カッコよさには、常にうさん臭さを感じます。分不相応のことが多いだけに、不信感と嫌悪感すらも抱きます。

  たとえば、ある経営者が、急速に高収益を築き上げたとします。実態は滅茶苦茶でも、周囲が注目します。

  カッコ良く思った人の中には、自分が出来ないことだけにマネをしようとする人が出てきます。この人たちがまた、世の中を悪くします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  私はすごい人を見たり聞いたりすると、すぐカッコイイ!と思ってしまいます。そこには分不相応かどうかは見ていませんでした。その人やその事柄の実情をよく知ることが不可欠ですね。

2010年10月13日水曜日

10月13日『喜者階美』

  陶芸家、故河井寛次郎の言葉に「喜者皆美」というものがあります。喜ぶ者は、皆美しいという意味です。
  たしかに、どんな人でも、喜んでいるときの顔は実に美しいものです。美しい人に接していると、自然に心も浄化されます。

  いつも清らかな心でいたいと願うのであれば、どうすれば人を喜ばすことができるかを考えることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  これも、自分の事ばかりではなくいつも相手の事を考えるという事ですね。お客様であったり、上司や先輩、後輩、妻、彼女…などなど。そうすることで、結果的に自分にも嬉しいことが起こる、と。(笑)

2010年10月12日火曜日

10月12日『与えられた条件の中で』

  与えられた条件を使い尽くさない。私が心がけている信条の一つです。
  たとえば、松茸も根こそぎ採ってしまったら次の年は採れません。目こぼし採りこぼしをして初めて、来年の種になります。何でも根こそぎ採ってしまうようなやり方は長続きしません。人の縁も、相手に寄りかかり求めることばかりを多くするようなつきあい方をしていると、しだいに途絶えてしまいます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  人との付き合い方でしょうか。損得を考えた付き合いはダメなんでしょうね。何かして頂いたらお返しをするとか、何かをしてあげても、見返りを求めないとか。とにかく欲を出さないように意識しなければ…。

2010年10月11日月曜日

10月11日『日本の美しい言葉』

  たとえば「後生を願う」とか「冥利に尽きる」。日本にはこのような美しい言葉がたくさんあります。

  一見、古くさい言葉でいまどき通用しないように思いがちですが、そうではありません。

  長年、日本の伝統の中で語り継がれたこういう言葉には大きな力が秘められています。言葉の意味を理解し、忠実に生きていくことです。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  これらの言葉は普段よく使うことはないのですが、知っている言葉ではあります。ただ、大きな力を秘めているという感覚はまったくありませんし、実感したことがありません。もっと意味をしっかりかみしめ、日本語を大事にしなければならないと思いました。

2010年10月10日日曜日

10月10日『心血を注ぐ』

  「心血を注ぐ」といいます。
  私はまさに「心血を注いで」経営に当たってきました。

  持っていた個人資産は当然のこと、子供の貯金にまで手を出し、借金返済につぎ込んだこともあります。

  子供にカセットラジオをねだられ、買ってやれなかったことがあります。そんなとき「ぼくの貯金で買う」と子供にいわれたのには困りました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  「心血を注ぐ」という言葉は初めて聞きましたし、これほどの経験はありません。私はまだまだ苦労が足りないと思いました。お金の心配はしないよう、心血を注いで仕事に、人生をまっとうしたいと思いました。
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2010年10月9日土曜日

10月9日『車をきれいにする理由』

  車の掃除を徹底した理由は、二つあります。一つは事故を減らしたいという祈り。あと一つはお客様に尊重されたいという願いです。

  車をきれいにすると、確かに事故が激減します。車の故障もなくなります。

  お客様に尊重されるためには、こちらからお客様を尊重する姿勢を示すことです。そのためには、きれいな車で訪問することが礼儀だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

/* 所感 */
  普段は自転車、バスで通勤のため、平日はほどんど車に乗りませんが、土日などの休日の朝は、アパートの掃除のあと、車もきれいにすることにしています。シャンプーやワックスがけをするほどではなく、水拭きするだけで、かなりきれいになります。車に乗ったとき、窓がきれいとか、乗り降りのとき、すがすがしい気持ちになりますね。


2010年10月8日金曜日

10月8日『小さな成果を』

「大きな努力で、小さな成果を」
  私が講演をお引き受けするときのテーマの一つです。「逆ではないんですか」と指摘されることがよくあります。

  そんなとき「小さな努力で大きな成果」よりも、「大きな努力で小さな成果」を得る生き方の方がより確実な方法です、 と答えるようにしております。私はこの確実なことを、ひとつひとつ積み上げてきました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


/* 所感 */
  小さな努力で大きな成果は、なんだかおこがましいですよね。私も、大きな努力くらいしないと、小さかろうが成果がでないのが世の中だと思います。でも小さな努力をコツコツと…ですかね。


2010年10月7日木曜日

10月7日『孤独にならず苦難に耐える』

  「苦難に耐える」というふうに構えると、つい自分一人だけの世界に陥りやすいものです。孤独になると自分が惨めになるだけです。

 孤独感に陥らず苦難に耐えるには、「親だけは心配をかけたくない」とか「苦難は私一人が背負っていく」という強い使命感を自分自身に言い聞かせることです。その使命感が、耐える大きな支えになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

// 所感 //
 人間、強い「使命感」が必要ということですね。何かしら皆あるはず。でも忘れてしまいがち。紙に書いて貼っておくのがいいのかな。アファメーションに入れると良さそうですね。


2010年10月6日水曜日

10月6日『喧嘩について』

  それぞれが勝手なことばかりしていると喧嘩になります。

  どちらか一方の人が少し相手の立場になって考えれば、喧嘩になりません。

  お互いができるだけ譲り合って喧嘩をしないことです。仲良くすることが、言い人生を送るためにもっとも大切なことだと思います。

  喧嘩をしているうちは、人生も家庭も会社もよくなることはありません。


(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


// 所感 //
  自分のことばかり考えず、常に相手や周りのことを考えれば良いことですね。




2010年10月5日火曜日

10月5日『結果主義とプロセス主義』

  結果主義は「終わりよければすべてよし」という考え方です。この考え方には、誠意が感じられません。事実、結果を追うあまりあの手この手を使い、ついには犯罪まで犯すようになります。

 この考え方が、今の世相を悪くしている大きな原因です。一方、プロセス主義は方法と手段人重きを置いて、その過程を大切にする生き方です。私も目指している生き方です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

// 所感 //
  昔からこの「結果主義」を聞いたり、教わったりしてきた。偶然結果がうまくでたとき、「終わりよければ…」なんて。考えを改めなければ。

2010年10月4日月曜日

10月4日『人の心』

  独立した途端、思いかけず冷たい対応をされたのが、もっとも信頼していた仕入れ先でした。 人の心というものは、まことに不思議なものだと思います。
  その仕入れ先も、当社が順調に発展するにしたがって、挨拶に来て下さるようになりました。現在、昔のことは一切触れず、大切な取引をさせていただいております。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

[所感]
  相手の信頼を得て、相手を許す心をもつ、ということですね。でも挨拶に来たとき、昔のこと言いたくなるよなぁ。(笑)
  いや、ぐっとこらえよう。

2010年10月3日日曜日

10月3日『「躾」について』

  「躾」とは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」を指示・命令でやったり、規則でやったり、当番でやるというのではなく、習慣として身に付けることです。
  やらずにおられない。どうしても気になる。無意識のうちに、自然と、いつの間にかからだが動いている状態。
  このような習慣を身に付けるといことが「躾」の意味です。「躾」が定着すると、社風がよくなります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

[所感]

  子供の頃についた「躾」はあると思います。それはそのままとして、大人になってから「躾」を身に付ける事は、意外と難しいと思います。しかし最近身についたかなぁと思うのは、
「靴をそろえる」
「イスを入れる」
ということです。たまにカミさんに指摘されますけど。(笑)

2010年10月2日土曜日

10月2日『礼を尽くす』

  人との待ち合わせには、定刻十分前を信条としています。
  訪問先に駐車する場合は、駐車場の一番奥に車を止めるように心がけています。車で見送りを受けるときは、窓を開放し、会釈をし、見えなくなるまで先方に礼を尽くします。
  お客様をお見送りするときは、お客様の姿が見えなくなるまで、その場に立ったままお見送りします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

[所感]
  私も友人、知人が車で帰るときは、見えなくなるまで玄関先にいます。
  また、カミさんが自転車で家を出るときも、見えなくなるまで玄関先にいます。見えなくなる瞬間、カミさんは手を振るので私も手を振ります。

2010年10月1日金曜日

10月1日『選択肢のなかった私の人生』

 もともと才能のない私がこの世で生きていくためには、次の二つしか選択肢しか考えられませんでした。

 一つは悪いことをして何かを得ること。あと一つは、誰にでもできる平凡なことを徹底していくこと。

 悪いことをする度胸のなかった私は、平凡なことを徹底して今日までやってきました。結果において、思いもかけない大きな力をいただきました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

[所感]
 私も悪いことをするわけにはいきませんし、したくありません。地道なことを徹底してやるしかないですね。