2011年6月30日木曜日

6月30日『お店を育てる』

 お店を良くする方法は、「育てる」という考え方を持つことです。

 普通、お店を一つの施設とかモノとして商売に「使う」という考え方をします。そんな考え方では、せっかくのお店が日に日に劣化していきます。

 そうではなく、お店は活かしていくものです。育てるものです。こういう考え方が血肉となっていけば、社員も一緒に育つようになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今、オーダーカーテンのECサイトを運営しています。これから居宅介護支援事業所も運営してくことにもなりそうです。どちらにしても、「育てていく」ことを念頭において、運営していきたいと思います。
川上 武彦

2011年6月29日水曜日

6月29日『掃除の不思議な力』

 掃除をすると、社風が変わります。

 たとえ厳しい状況にあったとしても、社員の表情が明るく生き生きとしてきます。人によっては、見違えるほど良い人相になります。当然、家族や周囲の方々に対して気遣うようになり、性格が穏やかになります。不思議です。

 掃除には、ただ単に周囲をきれいにするだけでなく、人間を根底から変える力があるようです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私は今、部屋の掃除機がけを毎朝するように務めています。合わせて食器洗いも続けています。毎日がキレイだと心が落ち着くので、夫婦仲も以前より良くなっているように思います。(笑) また、社内で雰囲気が悪くなることは一切ありません。
川上 武彦

2011年6月28日火曜日

6月28日『上京時の私』

 仕事の為に上京したのが二十歳の時でした。

 東京駅に着いたときの私は、無一文で惨憺(さんたん)たる社会人としてのスタートでした。しかし、今ではそれが良かったと確信しています。

 帰りたくでも帰るお金がなかったからこそ、その後の様々な苦難を乗り越えることができたと感謝しているのです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 思えばはじめての就職先で、諸先輩方との付き合い方がよくわからず孤立し、1年もしないで退職しました。はじめの3ヶ月は東京の新人研修で、みな近い年だったので良かったのですが、戻ってきてからは人付き合いがしっくりきませんでした。今思えば技術の教育も良いのですが、人としての教育にも力を入れて欲しかったです。
川上 武彦

2011年6月27日月曜日

6月27日『日本は不況か』

 今の日本はホントに不況か。率直に言って、不況ではありません。

 ではどうして不況と感じるのか。われわれ日本の望んていることが、現状よりいつも大きいからだと思います。

 たえず、努力した以上のものを求めているからだと思います。

 われわれは、その差を不況と感じるのであって、昔と比べていまの日本は決して不況ではありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私たちは贅沢になってきているのでしょうね。たしかに昔より何もかも発達しており、非常に便利な世の中になっているはずです。不況なのは、人間の心なのでしょうね。もっと豊かで大きな心をいつも持ち続けていきたいですね。
川上 武彦

2011年6月26日日曜日

6月26日『社長交代』

 後任社長を任命したとき、固辞されました。理由は、「いままで掃除をやってこなかったし、これからもできないから私に社長は務まりません」ということでした。そこで「私と同じことをやるんだったら、あなたに頼みませんよ」と説得して引き受けて頂きました。

 社長交代にあたり、私と同じことをする後継者では意味が無いと思います。違っていていいんです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 会社の目的、方向が変わらなければ、経営方法はその社長のやり方でいいんですね。それだけ信用がなければ、後継者にしないと思います。私も誠実で、信用できる人間でいたいと思います。
川上 武彦

2011年6月25日土曜日

6月25日『カッコよいこと』

「カッコの良さは破滅につながる」

 三浦綾子記念文学館で目にしたこの言葉が、強く印象に残っております。

 たしかに、自分でカッコよいと思っていることはことごとく、他人から見たらカッコ悪いことばかりです。滅びへの道だと思います。一方、掃除は見た目に不恰好です。自分自身を飾りようがありません。だからこそ、周囲の方々から好感を持たれるのかもしれません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 本当のカッコ良さは、何かに一所懸命にしている姿なのでしょうね。そして一所懸命にしていることを継続する。結果、どういう人間性であるか、というところだと思います。
川上 武彦

2011年6月24日金曜日

6月24日『よい人間関係』

 知識や技能さえ身につければ、一生安泰に暮らせると勘違いしている人がおります。

 知識や技能だけに偏りますと、人間としての感性が薄れてきます。感性が薄れると、人間関係に支障をきたします。したがって、幸せな人生は送れません。

 よい人間関係を作るための基本は、自分の手と足と体を使って、人とのご縁を深めることです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 最初のコンピュータの会社にいたときこそ、人間力を磨くことをしなければならなかった、と思いました。それ以外にいた会社とくらべると、やはり人間関係が薄かったですし、問題もありました。会社のせいにするつもりはありませんが、人としての社員教育は、どこの会社も必要なのだと思いました。
川上 武彦

2011年6月23日木曜日

6月23日『譲る限界』

 できるだけ譲る。私が心がけてきた信条の一つです。

 できるだけ譲るようにして生きてはきましたが、ある一線を超えたら一歩も譲らないようにしております。一歩も譲らないのは、私個人の利害からではありません。これを譲ったら、社員が幸せにならない。相手にも良くない。

 この二つが、譲らないときの私の判断基準です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 本当にいつも自分のことではなく、相手のこと、周囲のことを考えているのですね。心を広く、器を大きく持てばよいのでしょうか。でもそういう人に人や幸せが集まってくるのだと思います。
川上 武彦

2011年6月22日水曜日

6月22日『複写はがき』

 複写はがきを書くとき、心がけていることを三つだけ紹介します。

 一つ、たとえ下手な字であってもつづけ字にせず、一字一字丁寧に楷書で書く。

 二つ、表書きの住所・氏名は筆字で書く。

 三つ、郵便番号はボールペンで書く。

 複写はがきは掃除と同じように続けてきました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 以前会社で、名刺をもらったらハガキを書いてお返事するよう、指導されていました。会社が新しくなり、少ないながらも名刺が増えてきましたので、遅くなりましたが、返事を書こうかなと思いました。そしてこれから自社でも、ハガキでお返事することを提言してみようと思います。
川上 武彦

2011年6月21日火曜日

6月21日『唾面自乾』

 やくざに監禁された上、日本刀を付きつけられて、脅されたこともあります。顔に唾を浴びせられて、ののしられたこともあります。

 そんなとき、自分自身に言い聞かせた言葉が「唾面自乾」(だめんじかん)という中国の言葉です。たとえ顔に唾(つば)を吐きかけられても拭かずに、自然に乾くまで耐えよという教えです。私は、この言葉によってずいぶん救われました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 これまたすごい体験をされてきていますね。しかし昔の人の言葉を覚えていたことで、現状の苦しいことを耐え、乗り越えられるものなのですね。もっともっと、人間力を磨いていきたいと思いました。
川上 武彦

2011年6月20日月曜日

6月20日『日本の評価』

 かつて、右肩上がりに経済が伸びていた頃、日本に対する世界の評価はどういうものであったか。「ただ金持ちになりたかっただけのエコノミックアニマル」と批判されていました。

 再びそのような批判を浴びないためには、この厳しい時期をしっかり受け止め、本当の力を蓄えていくことだと思います。そうすれば、再評価される時が必ず来ます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今、日本は、3/11の東日本大震災の被害を受けたにもかかわらず、暴動がおこらず、我慢強いと海外からは高い評価を受けています。多くのボランディア活動も目にします。予想以上の早さで復興し、数年後にはさらなる高い評価を受けるのではないかと思っています。
川上 武彦

2011年6月19日日曜日

6月19日『苦境時の心構え』

 人も企業も、一直線上で伸びるということはまずありません。必ず停滞するというときがあります。時には落ち込むこともあります。

 そんな時、どういう心構えでその時期を過ごすかが大切なポイントです。

 基本は「工夫次第」「自分次第」という考え方です。

 心構え次第で、人生も企業も良くなったり悪くなったりします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私はあまり野球は詳しくないのですが、今、イチロー選手はスランプで連続出場していないらしい。でもそんな時こそみんなより早く練習にでて、ひたすらバッティング練習をしているとのこと。落ち込んでいる場合ではないのですよね。敵は自分。自分次第なんだと思います。
川上 武彦

2011年6月18日土曜日

6月18日『人が動くとき』

 人に利用され尽くしたら、人が動いてくれるようになりました。

 自分を守ろうとすればするほど、人は動いてくれないものです。

 自分を投げ出したとき、初じめて人が動いてくれるようになりました。

 「私が私を捨てれば、そこにあなたがいる。あなたがあなたを捨てれば、そこに私がいる」(山本紹之介)

 けだし名言だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今の自分がどれだけ自分を投げ出し、人のために動くかなぁと考えました。まだまだ自分のことでいっぱいな事が多いですが、ちょっとずつでも、自分のことを置いて人のために動くよう、意識してみたいと思いました。
川上 武彦

2011年6月17日金曜日

6月17日『自然農法』

 掃除をすると、不思議と会社の雰囲気が変わってきます。社員の意識が変わってきます。日常の不平不満が感謝に変わってきます。

 掃除をすると、自然農法で育てられた農作物みたいになるんだと思います。自然農法か科学農法か、作物をみただけではわかりません。しかし、たしかに味が違う。もちが違ってくるのです。掃除にもそんな力が秘められております。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今はほぼ毎日、出勤前に部屋の掃除をします。毎日がきれいですと、気分の悪い日も少ない気がします。きれいなところは落ち着きますから、職場も整理整頓し、きれいにしておきます。そうするとやはり仕事に集中できます。
川上 武彦

2011年6月16日木曜日

6月16日『問題解決の極意』

 汚いものを見て「汚いなあ」というだけでは何の解決にもなりません。

 その時どうするか。手にゴム手袋をつけてやるか。柄の長いものを使用するか。手で触るか。

 手で触るのが一番です。手で触ると、汚れの程度がよくわかります。きれいにしたときの喜びと実感も湧いてきます。問題に近づくことが、問題解決のもっとも早い具体的な方法です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 問題解決を考えたとき、汚いものをどうするか、ということと考え方が同じなのですね。だから掃除はいいのでしょうね。将来、仕事で大きな問題もでてくると思っています。逃げずに、誠意を持ってあたっていこうと思います。
川上 武彦

2011年6月15日水曜日

6月15日『人間的魅力』

 「数字を背景にして、傲慢になるな」。社員にたえず戒めていることです。

 おかげ様で当社も、思いも掛けない売上を上げるようになりました。数字が大きくなると、よそ様が自然に頭を下げてくださるようになります。

 そのことと、自分自身の人間的魅力とは関係ないことです。どこまでも自分自身の人間的魅力で、仕事に従事してほしいと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 なんとなく数字が上がると、気分も上がりますよね。テストの点数だったり給料や売上だったり。そうしますと、周囲が認めてくれるのでしょうけど、あくまで謙虚な姿勢は忘れてはなりませんね。日々、この一日一話が勉強になります。
川上 武彦

2011年6月14日火曜日

6月14日『品性の欠如』

 『管子』の言葉に「衣食足りて、礼節を知る」とあります。

 まことに残念なことに、今の日本は「衣食足りて、礼節を知らず」という現状です。平気で食べ物をムダにする人が多くなっています。似合わないのに高級な服で着飾っています。

 品性の欠如が原因です。衣食の豊富さに見合う品性の向上を急がねば、国が滅びます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 自分に見合った衣食や、必要最低限の分などを考えることが大切なのですね。それには「謙虚」さが必要だと思います。また、だんだん中国の偉人にも興味をもってきました。まずは「論語」を少し勉強してみたいですね。
川上 武彦

2011年6月13日月曜日

6月13日『合理的な論理』

 不利なことは切り捨てる。一般企業のもっともらしい合理的な論理です。

 しかし、そういう考え方では会社は良くなりません。できるだけ不利なことを引き受ける。こういう考え方で経営に臨みますと、本当の知恵と才覚が生まれるようになります。

 不利なことを切り捨てるだけだったら、冷酷な気持ちだけで十分。悔いを残すだけです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 普通、不利なことはやめると思います。しかしこういう考え方もあるんだなと思いました。私は会社経営はしていませんので、個人レベルで、不利なことも取り入れてみようと思いました。苦手なこと、嫌だと思うことも続けるということですね。
川上 武彦

2011年6月12日日曜日

6月12日『社員旅行の心得』

 宿泊する旅館では、履いたスリッパをきちんと揃えます。

 宴会の時間が夜9時までと決められているときは、8時45分までにお開きとします。

 さらに、食器は従業員の方々が後片付けしやすいように1箇所にまとめておきます。使用した蒲団は自分たちで押し入れにしまい、シーツや浴衣はきちんとたたんで入り口にだしておきます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 脱いだ靴をきちんと揃え、食器をまとめるところまでできますが、まだ、時間を超えて宴会をしてしまいます。いくら飲んでいても、時間を意識するよう、気をつけたいと思います。
川上 武彦

2011年6月11日土曜日

6月11日『エクセレントカンパニー』

 ただ大きいだけで、傍若無人に振舞っている会社をエクセレントカンパニーとは呼びません。

 たとえ、資本金が小さかろうが、たえず赤字、黒字の線上を漂っている会社であろうが、関係ありません。

 働いている社員一人ひとりが、思いやりがあり、他人に迷惑をかけないように心がけている。そういう会社をエクセレントカンパニーと呼ぶべきです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 会社が大きくなると、社員一人ひとりに目が行き届きにくくなると思います。だから、仕事以上に、社員教育に力を入れるのが理想なのだと思います。私の会社はまだ二人。今のうちに自分自身を磨きたいと思います。
川上 武彦

2011年6月10日金曜日

6月10日『流されない生き方』

 どんなに立派な生き方をしていても、予期せぬ災難とか苦難に遭遇するのが人生です。

 そんな時、普通の人は「私には誰にも迷惑をかけたことがないのに、どうして私だけがこんな目に遭うのだろう不公平だ」と考えるものです。

 こういう時こそ、自分を見失うことなく、周囲に流されない生き方を通すことがもっとも大切です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 自分を見失うと、周りに流されてしまうのですよね。いつもゆるがない自分をもつにはどうすればよいのか。繰り返し目標を確認することですよね。会社も同じだと思います。個人の目標や計画、企業理念や5ケ年計画が大切なのですね。
川上 武彦

2011年6月9日木曜日

6月9日『いまやるべきことをやる』

 「この秋は雨か嵐か知らねども
     今日の勤めに田の草を取る」

 疎開先で少年時代、私は農業に携わり、この歌に読まれたような生活に耐えてきました。

 丹精込めて育てた作物が、収穫寸前に災害に見舞われて、努力が報われないこともしばしばでした。しかし、諦めずに努力し続けてきたからこそ今の私がいます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 たとえ努力が無駄になるとわかっていても、結果的に無駄だったとしても、将来の自分の人間形成には無駄じゃないのですよね。なるようにしかならないのですから、後悔しない生き方をしたいと思います。
川上 武彦

2011年6月8日水曜日

6月8日『良知』

 「慮(おもんばか)らずして知る、これ良知なり」

 これが正しいか正しくないかということを、いちいち考えてみたり、人に聞いてみたりしなくても、常識でわかる。これが「良知」だという言葉です。

 昔の人は、学問がなくても、みんな「良知」を持っていました。ところが学歴社会が進むにしたがって「良知」、つまり常識がなくなり、世の中が乱れるようになったと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 どうして昔の人は良知をもっていたのでしょう? 多分それは、今の人よりもっと人と接していて、相手のことを考えることが多かったのだと思います。人に無関心、ということがなかったのだと思います。私ももっと人に関心をもつよう、心がけたいと思います。
川上 武彦

2011年6月7日火曜日

6月7日『不都合をバネに』

 好きな物ばかり食べておりますと、人間の身体も不健康になります。好き嫌いせずに、バランスの取れた食事を取るからこそ、健康を維持することが出来ます。

 企業も同じです。好き勝手に経営していては会社は良くなりません。不都合なことこも受け入れて、工夫改善するところに新しい細胞が生まれてくるものです。

 不都合が会社を強くします。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 会社にとって必要なことは取り入れなければならないと思います。でも何を取り入れなくてはならないのか、というのがあまりわからないと思います。できること、できないことを抜きに、会社に必要なことを考えていきたいと思います。
川上 武彦

2011年6月6日月曜日

6月6日『そのうち一気にまとめて』

 きれいに洗った車で出かけても、すぐに汚れることもあります。それでも洗って出かけるようにしております。

 人間というのは「今日はもうじき雨が振りそうだ」「明日は振りそうだ」「近いうちに振りそうだ」などと理由をつけて、「今日はまあいいか」となりがちです。そうなると、「そのうち一気にまとめてやろう」などと言って、結局やらないものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 なるべく車を使う日は、早朝に洗うようにしています。(雨なら洗いませんが。)そうしますと、その日一日、車に乗るときは気分が良いです。また、車の状態もみることができます。めんどくさがらず洗車をして、損はありません。むしろ得をします。
川上 武彦

2011年6月5日日曜日

6月5日『掃除のコツ』

 掃除のコツは、範囲を限定して徹底することです。

 たとえば、Pタイルを一日一枚だけとか、あるいは廊下を1メートルずつというように一部ずつ区切ってやることです。そうしますと、汚いところときれいなところがはっきりするので、後がやりやすくなります。一編にやろうとしてもできるものではありません。やってもすぐもとに戻ってしまうだけです。



(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 アパート前を掃除するとき、時間があまりないこともありますが、全部を掃除しません。そうすると次の日も掃除をしなければ、と思うので継続します。本を読むときも、結局時間があまりとれないので、一度に5~15分だけ読む。そうするといつの間にか継続し、読み終わっています。あまり欲張らないことですね。
川上 武彦

2011年6月4日土曜日

6月4日『苦しみの対処法』

 「苦しみは、人に打ち明けることによって半分になり、喜びは人に話すことによって倍になる」といわれます。

 喜びはともかく、苦しみは人に打ち明ければ苦しむ人が二人になるだけのことだと思います。

 苦しみはできるだけ自分一人で背負いこみ、周囲の人まで巻き込まない。

 そんな生き方が、見失ってはならない大切な作法だと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私も以前は、辛いこともすぐ周囲に話していました。でも少しは楽になっても、結局解決にはなりません。ですので、そのようなマイナスなことを話さないようにしています。(できているか別ですが…。)それにより運勢も上がり、何事も上手くいくと思っています。それが良い作法なら、なおさらです。
川上 武彦

2011年6月3日金曜日

6月3日『開放的な社会』

 閉鎖的な組織は、雰囲気も悪くなり、世間の常識からはずれた自分たちだけのルールで動く傾向があります。反対に、開放的な組織は、他者を受け入れ、皆が明るく立ち振る舞っています。社会の閉塞感を打ち破るには、人も明るく開放的にすることが先決です。

 そのためには、自分だけよければいいという考えを捨てることです。他者を受け入れる広い心を持つことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 会社組織単位だけでなく、社内のチームやグループ単位で自分たちだけのルールで動いてしまうことも、多いと思います。だから大きな会社では、人事異動をするのでしょうか。今私は社長と二人だけの会社ですが、だからこそ明るく、開放的な組織にして行きたいと思います。
川上 武彦

2011年6月2日木曜日

6月2日『立場の弱い人』

 仕事上、軽視されがちな立場の弱い人に対して、傲慢な態度を取る社員がいたら、私はこっぴどく叱ります。

 私もこれまで散々、他人から屈辱的な目に遭わされてきました。それだけに、仕入れ先、郵便配達人、出前の配達人等、会社に出入りされる人と接すると、昔の自分とダブって目に映ります。

 社員がもし、傲慢な態度で接するようなことがあったら、私は許しません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 傲慢な態度で接する人は、自分が傲慢だとは気づかないのだと思います。やはりそれは、先輩や上司が指摘してあげるところだと思います。しかし謙虚な態度、感謝の気持ちをもっていれば、自然と傲慢な態度になることはないのでしょうね。
川上 武彦

2011年6月1日水曜日

6月1日『枠を使い尽くさない』

 与えられた枠は、使い尽くさないように気をつけています。

 たとえば、約束の時間十分前に行く。足りたお金は約束日前に返す。いただいた面談時間五分前に用をすませ、退席する。一千万円の借入枠があったら、八百万円にとどめる。

 いつもこのようなことを心がけていますと、ますます自分に与えられる枠が広がってくるようになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 あるとき20分前に到着するようにしてみたり、5分早めに切り上げたりしてみたとき、少し気持ちに余裕が生まれました。これが『自分に与えられる枠が広がる』ということなのでしょうか。人間の幅を広げるには、こういう行動をとるよう癖をつけるといいのでしょうね。
川上 武彦