2011年9月30日金曜日

9月30日『宝の山』

 創業時に学んだ教訓の一つに、「今売れている商品だけがヒット商品ではない」ということがあります。

 つまり、人が見捨てたり、見逃したりしている商品の中にも、宝の山があり得るということです。

 逆に、自分が見捨てたり、見逃したりしている商品の中にも、宝の山があり得るということを忘れてはならないでしょう。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 母から進められてもらった本や、5~6年前に購入した本があり、ようやく手にとって読んでみると、なんで早く読まなかったのだろう!これは私の教科書になるじゃないか!というのがあります。これこそ埋もれていた宝だと思いました。これからももっとたくさんの本を読んでいこうと思います。

※今日で、鍵山秀三郎の「一日一話」とその所感は終わりになります。次回、別な本を取り上げて所感を書きたいと思います。1年間、ありがとうございました。
川上 武彦

2011年9月29日木曜日

9月29日『真の力』

「満身総身(まんしんそうみ)に、縦横無尽に受けた人生の切創(きりきず)を通してつかまれた心理でなければ、真の力とは成り難い」

 森信三先生の言葉にあります。

 私の一言が、もし他人様に通じるとしたら、私が満身総身、創だらけであるがゆえに伝わるのかと思います。

 私は、人に言えないようなさまざまな目に遭いました。いまではそれらのことがすべて肥やしになっております。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私もあまり人に言えない、私としてはにがい経験をしました。それまでは嫌なことは忘れてきましたが、そのにがい経験は簡単に忘れることができませんので、それが色々と肥やしになっています。今日も一日、がんばろうと思います!
川上 武彦

2011年9月28日水曜日

9月28日『豊かな社会』

 わがままの許されることが豊かな社会である、と勘違いをしている人がいます。また、贅沢できることが豊かな社会である、と信じている人がします。わまままをし、贅沢をすればするほど豊かな社会とはほど遠いことだと思います。

豊かな社会にするには、質素を心がけて環境をきれいにすることです。環境が整えば、気持ちが落ち着き、豊かな社会を実現できるようになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
この世は物質世界のため、新しいもの、おいしい物に価値にあり、それらが満たられることで豊かと考えてしまいます。でもそれらは、質素を心がけていればすでに満たされていると考えることができます。あとは環境をきれいに=身の回りをきれいにし、人とのつながりをきれいに(相手のことを思いやり、感謝の心をもつ)することで、心が豊かになり、そして幸せを感じるのだと思いました。
川上 武彦

2011年9月27日火曜日

9月27日『空き缶処理』

 ジュースやコーヒーの空き缶は、水ですすぎ小さくつぶして業者にだすようにしています。

つぶす方法は、コテを利用した足踏み式の缶プレスを使用します。

つぶすときのコツは、空き缶の底の部分をテコの一番力のかかるところに置くことです。単純なようですが、こういうことに気づかないようでは向上心があがりません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
私も会社や家で缶を捨てるときは、水ですすぎます。そして手でできるものは、缶をねじってつぶします。そうしますと、缶のゴミ袋にたくさん空き缶が入るようになります。ゴミ袋の節約にもなります。
川上 武彦

2011年9月26日月曜日

9月26日『楽しみはあとに』

 ゆとりは、将来に楽しみがあることから生まれます。

現代人が昔の人に比べゆとりがないのは、楽しみを次から次へと先取りしているからです。

楽しみを先取りすると、残るのは苦しみだけです。だからイライラして、普通だったら我慢できることができなくなるのです。

ゆとりのない人は我慢ができません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
例えば先にほしい物を買ったり旅行をしたりしたあと、その借金を返す人生はゆとりがなく、我慢ができない人なのですね。こういう考えの人がいましたが、私はついていけませんでした。我慢しなければならないときに我慢しておく。楽しみをあとに残すほうが、私は合っていますし、自然と心にゆとりができますね。
川上 武彦

2011年9月25日日曜日

9月25日『活路を見出す』

 創業時は希望通りの商品を仕入れることが出来ず、大変苦労しました。

 苦心した私は、メーカーの倉庫に積んであった売れ残りの商品を分けていただき、私なりの売り方で商売を始めました。同じ商品でも売り方を工夫することによってずいぶん反響が変わってくるものです。

 大事なことは、与えられた条件のなかで、工夫して活路を見出すことです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 今、2つの事業を手がけています。社長の指示とはいえ、あとから手伝っている事業の方に力をいれており、先に手がけたほうは一時ストップに近い状態になっています。しかし「活路を見出す」ということを考えますと、工夫して進めないとムダになるような気がします。社長と相談し、できればバランスよく進めていきたいと思いました。
川上 武彦

2011年9月24日土曜日

9月24日『風流な落葉』

 掃いても掃いてもきりがないのが落葉です。それでも一度は掃く。この姿勢が大事です。

 同じ落葉でも、昨日から落ちていた落葉は品がなく汚らしいものです。

 一方、いま掃いた後に落ちた落葉は上品で風流なものです。

 自分が掃いた後、落ちた落ち葉を見て「きれいだなあ」と思えるようでなければ、いい人生は送れません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 雨が降ったあと、落葉は道路にくっついて汚らしいものです。くっつくので掃きにくく、天気がよくなるまで待っています。でもそれでは駄目なのですね。がんばって掃かなければならないのですね。
川上 武彦

2011年9月23日金曜日

9月23日『丁寧な生き方』

 丁寧な生き方をする人を、消極的で弱い人だと勘違いしている人がおります。

 大きな誤解です。

 丁寧な生き方こそ、積極的で強い意志がなければでき得ないことです。

 事実、丁寧にやろうとすればするほど、時間も手間も必要とします。

 その上、忍耐と工夫がなければできることではありません。丁寧な生き方は強固な精神力を育みます。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 テキトーだったり、雑だったり、何もしないのは、めんどくさいという怠惰な心があるからですよね。丁寧にしようとすることは、自分に厳しくないとできないことだと私も思います。私も自分に厳しくして生きたいと思います。
川上 武彦

2011年9月22日木曜日

9月22日『国会中継』

 国会中継で感じることがあります。

 大概の場合、野党議員が攻撃をします。

 しかし、攻撃をするだけで、代案が示されないことがほとんどです。

 批判するだけでは何の解決にもなりません。批判や避難ばかりをしていると、あたかも自分はできているかのように錯覚するのではないかと思います。実はこの事が怖いのです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 たまに国会中継をみますと、よく野次がとんでいます。いつも私は腹がたってしまいます。でも私自身も批判することには気を付けたいと思います。批判する前に自分が行動しようと思います。
川上 武彦

2011年9月21日水曜日

9月21日『恩師の言葉』

 人生のあらゆる場面で勇気づけられたのが「過去相も現在相も決定相ではない。過程相に過ぎない」という言葉です。この言葉は、高校時代の恩師、佐光先生に教わったものです。

 いま逆境でも悲観することはない。逆に、今順調でも有頂天になってはいけない。あくまで一時の姿に過ぎない。

 いまでも、私が座右の銘にしている大切な言葉です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 よくスポーツ選手が試合に勝ったときあえて喜ばず、優勝が決まったときはじめて大喜びするのは、こういうことだったのでしょうか。私もいつも気を引き締め、目標を達成するよう、意識したいと思いました。
川上 武彦

2011年9月20日火曜日

9月20日『利益とは何か』

 売上高を心配する前に、お客様に喜んでいただける商品やサービスを提供できたかどうかを心配するほうが、先ではないでしょうか。お客様に喜んでいただける商品をリーズナブルな価格で提供する。この基本さえ守れば、きっとお客様に必要とされる会社になります。

 労せずして得た利益では、人も会社も良くなりません。利益はお客様の喜びの影にあるのです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 お客様を大切にする姿勢が、人も良くなり会社も売上がついていく…ということですね。そしてその方が会社は継続する。今、小さいながらも立ち上げたばかりの事業を手伝っておりますが、本当にこのことを心していきたいと思います。
川上 武彦

2011年9月19日月曜日

9月19日『心の荒み』

 仕事そのもので、心が荒(すさ)むようなことはありません。

 荒みはほとんど、人と人との人間関係から生ずるものです。

 心を荒まさせないためには、人に対して親切にすることです。そして、身の回りをきれいにすることです。

 人を喜ばせることに心を砕き汚いところをきれいにすれば、不思議と心が落ち着き、心の荒みは消えて行くものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私は身の回りをきれいにすることは出来る方だと思いますが、まだ、人を喜ばせる意識がないと思います。人を喜ばせることが、「人間の大きさ」につながっていくのでしょうね。そして心が落ち着き、心の荒みは消えれば、何事もうまくいくのだと思います。
川上 武彦

2011年9月18日日曜日

9月18日『三つの幸せ』

 幸せには三つあるといわれます。

一つ目の幸せは、してもらう幸せ。二つ目はできる幸せ。そして三つ目はしてあげる幸せ。

三つの幸せの中でも、もっとも大きな幸せが、してあげる幸せです。

人に物を差し上げる、何かして差し上げる、相手の喜ぶことをして相手の喜びを我が喜びとする。この幸せを大事にして頂きたいのです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
自分に余裕がないと、できないと思っていました。しかし、これの考え方を「癖」にすればいいのだと思います。余ったからあげるのではなく、喜ぶと思うからあげる、喜ぶからしてあげる。癖にしていきたいと思います。
川上 武彦

2011年9月17日土曜日

9月17日『自分たちの手で』

 学級崩壊した学校に、文部科学大臣が出向いて行って立て直したという話をいままで聞いたことがありません。

 文部科学省の職員や官僚は、すべて現場の先生方に責任を委ねて、ただ傍観しているだけではないですか。

 つまり、学校を良くしようと思ったら、大臣や官僚に期待しても無理なのです。現場の先生や親が先頭にたって改善する以外にありません。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 「自分がやならねば誰がやる」という精神を思い出しました。ゴミが落ちているから誰が拾うだろうというのではなく、自分が拾う。そういう精神で仕事をし、人生を送りたいと思います。
川上 武彦

2011年9月16日金曜日

9月16日『本当の幸せ』

 トルストイの翻訳家として有名な北御門(きたみかど)次郎先生に教わった「本当の幸せ」です。

 1、いくら受けても受けても飽きない、飽和しないものであること。

 2、いくら人に与えてもなくならない、尽きないものであること。

 3、いかなる場合においても色褪せない。たとえ自分の人生が終末を迎ええたときでさえ、色褪せないものであること。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 これは「愛」のことでしょうか。ずっと受け入れられ、ずっと与えられても飽きず、限界がないもの。「愛」を感じていれば、それが幸せなのですね。お金や物ではないのだと思います。
川上 武彦

2011年9月15日木曜日

9月15日『匿名の電話』

「人の家のゴミをいじるな」「プライバシーの侵害だ」「家の前を掃くな」

 外回りの掃除を始めた頃、このような匿名の電話がたびたびありました。

 そのたびに「社長、これはやめたほうがいいですよ」社員は敏感に反応していました。

 そのとき、社員に同調し私が掃除を断念していたら、現在のような掃除は社内に定着しなかったと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 外の掃除をしても、快く思わない人もいるのですね。でもそれは1割にも満たない人たちだと思います。そして社員にどう言われても、社長は判断を間違わなかったのだと思います。私もこのような判断力を身につけたいと思います。
川上 武彦

2011年9月14日水曜日

9月14日『世の中に雑用はない』

 掃除を雑用と片付けてしまわないことです。

 もともと、世の中に雑用というものはありません。雑な心でするから、雑用になるだけのことです。

 もし、掃除を雑用というのであれば、毎日の仕事の9割以上が雑用で占められています。

 雑用処理能力こそ、仕事に必要な能力であると受け止めるべきです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 たしかに雑用といってもそれが必要なことですし、雑用はないのだと思います。考え方次第なのですね。普通、雑用と思われていることも遠慮無くどんどんこなしていこうと思いました。
川上 武彦

2011年9月13日火曜日

9月13日『相対差の世界』

 相対差の世界で生きておりますと、結果だけを追い求めるようになります。

 「終わりよければ、すべてよし」という考えになり、途中の大切な手段を省くようになります。

 途中を省き、結果だけを急ぎますと、事業そのものに誠意がなくなってしまいます。

 誠意のない事業は一時期成長しても、転落するのは早いものです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 「終わりよければ、すべてよし」という言葉は、良い意味だと思っていましたが、こうやってよく考えると、結果だけを求める考えなのですね。そうなると「結果がすべて」というのもどうかと思います。「ムダだった」という結果ばかりが多い場合、頑張る気が失せてきますよね。たとえ失敗しても、してきたことを糧にしていこうと思いました。
川上 武彦

2011年9月12日月曜日

9月12日『不景気の判断』

 不景気というのは、あくまで相対的な表現であって、絶対的なものではありません。十数年前のバブル期と比べれば、たしかにいまは不景気と言えるかもしれません。

 しかし、30年前と比べれば、こんな好景気はありません。

 むしろ十数年前のほうが異常で、その異常な時期とくらべて不景気だと判断することは間違っています。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 不景気の捉え方なのですね。もっと言えば、戦後の日本より、今のほうがいいのでしょうね。人生に波があるように、経済にも波があり、良い時もあれば悪い時もありますし、不景気のせいにせず、今できることをがんばろうと思いました。
川上 武彦

2011年9月11日日曜日

9月11日『ムダをなくす』

 掃除をしていると、ものごとに無駄があることに気づきます。

 特に会社は、実にムダの多いところです。私は掃除を通じて気づいたムダなことを、一つ一つ排除するように努力してきました。

 そうしましたら、それだけで会社の収益が大幅に改善されました。

 掃除には、計算では解決できない不思議な力が秘められております。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私も部屋を掃除していて、ムダなところに気づきます。これはもっとまとめられないか、あれは思い切って捨てられないのかな、と。時々整理していますが、まだまだです。目が行き届くからムダに気づくのですね。
川上 武彦

2011年9月10日土曜日

9月10日『具体的な行動』

 身体に障害を持った少年少女を対象にして、講演をした時のことです。

 講演後、子供たちが花束を贈呈してくれました。

 数日後、届けられた感想文には「鍵山さんが花束を受け取るとき、自分の膝をついて受け取ってもらったのが嬉しかった」と書かれてありました。

 講演の内容はともかく、具体的な行動が人の心に響くという実例です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 膝をついて受け取るという行動が心に響いたのだとは思いますが、感想文を書いて送られてきたというのも具体的な行動でしょうから、鍵山さんも心に響いたのだと思います。感動は感動を呼ぶ、といったところでしょうか。私もそういう人間になりたいと思います。
川上 武彦

2011年9月9日金曜日

9月9日『平凡なことが大きな力に』

 会社創業以来、平凡なことをコツコツ実行してきた結果、思いもかけない多いな力を授けられました。

 新規開拓に奔走しなくても、お客様から声をかけられるようになりました。

 見積もりなしでも、多額の商品を買ってくださるまでの信用を得ました。

 おかげさまで、会社を大きく発展させようと力むことなく、自然に事業が大きくなってきました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 とにかく継続なんですね。難しいことじゃなくてよいので、コツコツとやっていくと、いつの間にか力になっていくのですね。私もこの毎朝の一日一日一話と所感を書き続けて行きたいと思います。
川上 武彦

2011年9月8日木曜日

9月8日『正しい生き方』

 我を張って何がしかのものを手に入れたり、自分の義務を怠って難を逃れたとしても、長い目で見ると決して良いことではありません。

 できることならそのような生き方はしないほうがいいと思います。

 いつも上手に立ち回り、いいとこ取りだけが身につきますと、貧相な人間になります。

 人から顰蹙を買うだけです。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 以前、こういう人ばかりがいる職場にいました。その会社はやはり長続きしませんでした。倒産する前に私自身が体調を崩し(抑うつ状態)、会社に行けなくなりました。やはり正しい生き方ではなかったため、身体が無意識に拒否反応を起こしていたのでしょう。その後は様々な人と出会い、今は良い方に向かっていると思います。
川上 武彦

2011年9月7日水曜日

9月7日『動中の工夫』

 論理的に理解し、十分納得してからでなければ行動に移せない人は、一生かかっても何も出来ません。また、行動する前から「わかった、わかった」という人の理解も非常に浅いものです。

 行動しながら考えるからこそ活きた知恵も湧いてきます。白隠(はくいん)禅師の次の言葉が、そのことをよく言い表しています。

「動中の工夫は静中の工夫に勝ること幾千億倍」

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 別会社の手伝いで介護請求等の事務処理をしておりますが、独学で介護保険のだいたいがわかれば出来ました。もちろんまだまだ知らないことは多いですが、処理をしながら勉強していくやり方が、覚えやすいと思いました。
川上 武彦

2011年9月6日火曜日

9月6日『卑屈にならなかった理由』

 どん底の生活をしておりますと、とかく人間は卑屈になりがちです。

 私もかつて、嫌というほどどん底の生活を味わいました。その日の食事にも事欠き、食うや食わずの生活をしたこともあります。

 そんな私が、卑屈にならずにすんだのは、志のおかげでした。つまり「理想の会社を創る」という使命感が、私を支えてくれました。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 私は一度大きな失敗をし、抑うつ状態になりました。そして非常に相手を恨むほど悔しい思いをしました。でも自己啓発ということを覚え、色々な本を読み、志を持つことにしたことで、今は以前より元気に仕事をするようになりました。また、新たに出会った方々、そして妻が私の支えになっていると思います。
川上 武彦

2011年9月5日月曜日

9月5日『官庁街のゴミ』

 霞が関の官庁街を通るとき、よく目にすることです。

 植え込みには、投げられた空き缶など雑多なゴミが放置されております。

 このような状態を、毎日登庁するお役人の皆さんが、何も感じないのが問題です。我々が職域をきれいにするように、お役人も自分たちの職域である官庁街をきれいにすることから始めたらどうでしょう。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 昨日、とある古びた温泉旅館へいってきました。もう本当に古いので、レトロ感覚で優雅な時間を味わうことができましたが、もう少し蜘蛛の巣をとってほしいと思いました。また、仕事の帰りがバスの時、バス停のある商店街の蛍光灯も蜘蛛の巣がすごいです。蜘蛛の巣をとるだけで、旅館やお店はもっと繁盛するのでは…と思いました。
川上 武彦

2011年9月4日日曜日

9月4日『感動こそ人生』

 平凡なことを継続して実行していると、平凡の中から生まれる非凡というのに必ず出会います。

 この非凡には大きな力が秘められており、人を心底感動させる力があります。

 生きることも、仕事することも、人に感動を与えなければ意味がありません。

 感動こそ生きている証です。
 感動こそ人生です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 何事も継続すると、いいことがあるのですね。自分に力がつく、相手に感動を与える。人間、とにかく継続するものをみつけ、実践することですね。
川上 武彦

2011年9月3日土曜日

9月3日『掃除をする姿』

 ホウキの持ち方、使い方、動かし方を見ただけで、その人の平素の仕事ぶりがわかるような気がします。

 同じ道具を使って掃除をしているにもかかわらず、その違いは千差万別。

 その人の思いの深さ、純粋さ、ひたむきさ等、それぞれの違いが動作に表れてきます。

 そしてその累積が、その人の一生を決めていくのではないかと思います。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 さっさと隅々までキレイにしようと思いながら掃除をするのと、そうじゃないのとでは、明らかに違いはでるのだと思います。それが日々の行動となり、一生となるのですね。私はまだ波があります。いつでもサッと正確に動くよう、努力していきたいと思いました。
川上 武彦

2011年9月2日金曜日

9月2日『お客様の要望』

 お客様が求めているサービスは、そんなに無茶なことではありません。

 集約すると「このお店が、私に対して何をしてくれたか」といことと、「私の希望に対して、何をしてくれなかったか」ということに尽きます。

 大切なことは、どこまでお客様の要望に応えられるかという一事です。お客様の立場にたった対応ができるようになれば、必ず売れるようになります。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 希望とするものの価値とその価格が一致すれば、買いたいと思いますよね。ただ、価値観が人それぞれであり、そこを店員さんはどう読み取ってくれるかだと思います。あと、その店員さんの態度も大きなポイントだと思います。
川上 武彦

2011年9月1日木曜日

9月1日『鄙事多能』

「鄙事多能(ひじたのう」

「鄙事」とは、取るに足らない些細なこと。「多能」とは、器用の意。

 子供の頃貧しく、どんな仕事でもこなさなければならなかった孔子が遺した言葉です。

 人生は、難しいことばかりを学ぶことではありません。身辺の雑事と言われるようなことを、きちんと処理できることが何より大事です。

(PHP研究所:鍵山秀三郎「一日一話」より引用)


【所感】
 たしかし仕事がバリバリできても、雑事、整理整頓ができないのは、どうかと思います。仕事ができる事より、人間性を重視したほうがいいのだと思います。
川上 武彦